今日は勉強になりました。30代女性。寝てたら首と背中が痛い。。。 | 久留米市・トリフト整体院(全身調整):コンサルとシステム設計もしてる元理学療法士です

久留米市・トリフト整体院(全身調整):コンサルとシステム設計もしてる元理学療法士です

元理学療法士で2017年10月2日に福岡県久留米市に整体院を開業しました。ケアミックス病院の経営コンサルタントと、プロのSEと組んでシステムソフト設計もしてます。病院臨床は28年です。

1月に産後の骨盤調整でいらっしゃった30代女性。

もしや???と思ったら、一昨日から寝てたら首と背中が痛いとのこと。

触ってみると確かに首も背中もパンパンに張っていました。

腰じゃなくて良かった・・・

 

おそらくまた骨盤がおかしくて背中に力が入っての痛みだろうと思って触り始めたのですが・・・?

 

変、、、骨盤はそんなにおかしくない。

股関節も骨盤も、少しのズレはありましたが、そんな痛みを出してくるようなものではないので、再度全身検索。

とっとと終われると思ったのですが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

 

妙に左肩が緩い。前回はこんな感じではなかったのです。

 

で、棘上筋を触ってみると・・・「ぅ痛い!」とのこと。

 

挙上は出来ているので、おそらく棘上筋の部分断裂。

「肩をどこかにぶち当てませんでした?」

「いやぁ~ そんなことは~~ ・・・・  ありました。壁にガンって   」

 

「その後からの背中でしょ?」  「です。 です。」

 

肩ぶち当てる→棘上筋の部分断裂→肩周囲の防御性収縮→頚椎・胸椎の偏移→背中の筋肉の異常緊張→寝てると首・背中が痛い。首を前に曲げると背中が痛い。  となっていました。

 

試しに、カフトレーニング(腱板の筋力トレーニング)をやってみると、右手は楽勝、左はきつくて上がらない。

 

で、先ずは部分断裂周囲の癒着と浮腫みを流して、腱板のトレーニングを指導。

軽いトレーニングで血流を促進して筋の再生を促します。

ここまで指導説明して終了。

 

しかし、腱板の部分断裂の自覚は無くて、首・背中の静止時・運動時疼痛が誘発されるって、初めてでした。 勉強になりました!

 

ご来院ありがとうございました!