先日、訳あって人生初の銀座で寿司、
通称「ザギンでシースー」を初体験して参りました
当店にはセレブなお客様も沢山いらっしゃるので
ご経験済みの方も多くいるとは思いますが、
底辺男の初「ザギンでシースー」体験記を
どうか暖かい目で最後までお付き合いくださいませ
そう、
「ザギンでシースー」といえば
セレブ達の憩いの場、
エリート達の接待、商談の場、
政治家の会食の場、、、
未知すぎる世界に僕は勝手にそんな妄想を広げておりました。
普段はもちろんスシロー様をホームグラウンドにしている私、、、
銀座のすし屋は
・マナーはあるのかいな？
・ドレスコードみたいのあるのかいな？
・やっぱり手で食べるのかいな？
様々な不安がございましたが、
今回はグルメのスペシャリスト様にご同行頂いたので
不安を最小限に楽しむ事が出来ました
とりあえず私のスペックから
・最終学歴、高卒
・ドロップアウト経験あり
・36歳までの愛車、
中古のダイハツミラ（軽自動車）
・アシスタント時代の手取り年収132万
（11万×12、ボーナス無し）
・美容師の修業時代、
あまりの貧乏に大量に自炊したカレーを
朝昼晩7日間食べ続けた
（おでん、豚汁、肉じゃが等のパターンあり）
こんな日本屈指の低スペック男、
現代資本主義社会の最底辺を支えてきた男、
「ザギンでシースー」に最も縁遠い男、
そう、銀座という街が最もお呼びでない男、、、
不肖 桂 葵
齢40過ぎにしていよいよ
銀座の鮨屋に降臨
ごらんくださいこの圧倒的排他感、
敷居の高さからは神々しささえ感じます。
中では岸田総理が会合でもやってるのかなー
ピカーン
ミリ単位で整えられているかのようなお膳たち。
これは底辺男にとって尋常ならざる状況だ・・・
神様、何とか恥をかきませんように
そして突き出しのつぶ貝からスタート
こんな感じで次々と
計23貫ほど
僕はお酒弱いのですが、
美味しいお鮨に美味しいお酒だと
どんどん飲めてしまいますね
いかに普段チープなお酒を飲んでいるのか・・・
そして最も衝撃だったのは
えっ、醤油つけないんですね
ホームグラウンドのスシロー様では
1皿食べて空いた皿に醬油貯めて
ネタにつけてたのに、
「ザギンのシースー」は職人さんがネタにあった味付けを
塩を振るなり、ハケで醤油塗るなりしてくださるのでした。
そしてさらに5秒ルールなるものを伺いました。
それは、お鮨は職人さんが皿にのせてくれた瞬間が
美味しさのピークなので、
皿にのせる→5秒以内に食する
というのが美味しく頂くポイントだそうな・・・
フムフム、
どうやら私の知っている回るお寿司の常識は
ここでは全く通用しないようだ。
そして値段もクソ高い、
だがしかしそれを遥かに上回る満足感がある。
これが高名なだたるザギンのシースーか・・・
（京王線の犯人ではございません）
・・・・・・
まとめ
私の今回の銀座鮨デビューは
大変満足のいく経験となりました。
１発屋で終わる可能性も十分にございますが・・・
こういう場所に超余裕で来れる日は
私には来ないかも知れません
今回はもちろん同行人の方ご馳走になりました
ですが同じ職人として、
仕事へのこだわり、
隅々まで行き届いたお掃除、
大将の高いホスピタリティ、
これらは当店にも是非反映させて頂きたい
お手本でございました。
今後私はあざみ野に生きる人間としてホームグラウンドである
「スシローあざみ野ガーデンズ店」に戻る事になるでしょう。
ですが「ザギンのシースー」で体験したような
非常に満足度の高いサービスを提供する美容室にしたい
そんな思いを抱きながら
そして頭の中に「サンサーラ」が流れる中
次いつ来れるのかもわからない銀座の街を後にしました・・・
御覧頂きありがとうございました
もはや全く美容室らしからぬ
ブログになりました
最後にお店のご案内
今回は「鮨 しづめ」様におじゃましました
HP→【公式】『鮨 しづめ』トップ (sushi-shizume.com)
Rock paper scissors 桂葵