今回は『中途採用でCA(客室乗務員)になるのに年齢制限はある?』をお届けします。
CA受験において年齢は重要になってきます。
各会社の採用したい年齢のゾーンというのは、やはり存在するような気がします。
人員計画などでも、毎年募集人数は変わりますし、中途採用がない年度もあります。
前回の記事でも述べたように、客室乗務員になりたいという方は、会社を問わず、自分の年齢で合格者が出ているところは、幅広く受験するのも一つの手かと思います。
各会社がどれくらいの年齢層で合格を出しているのかは、ネットで調べれば出てくると思います。
各スクールやエアライン指導をしている先生などのブログでもおおよその目安が分かります。
あとは募集要項で、年齢を設けているところもあります。
年齢だけで客室乗務員をあきらめるのはもったいないです。
新卒ではない、既卒受験ならではの戦略を練りましょう。
学生時代のエピソードからシフトし、『社会人としての強みを軸にして考える』のがコツです。
<国内系やアジア系エアラインの中途採用について>
結論としては、やはり若ければ若いほど有利なのは、以前から言われている通りです。
国内系は特に新卒採用に力を入れていますし、募集人数も新卒のほうが多い傾向がありまです。
ただ、会社によって採用する年齢の幅が違うので、企業研究の意味を込めてしっかりリサーチしましょう。
アジア系のエアラインですが、やはりビジュアル重視の部分もありますね。
国内系エアラインの採用要件よりも、若さや外見重視なのはみなさんご存知の通りです。
<外資系の中途採用について>
ここでの外資系は主に欧州系を指します。
新卒で外資に入社する人もいますが、いったん国内系客室乗務員で経験を積んでから外資に転職するという人の割合も多いです。
あとは逆もありますね。外資CAだと海外ベースになるところが多く、ある程度の年齢になると、結婚を視野に入れて日本に帰ってくる人、海外生活から日本の生活にシフトしたい人が日系のエアラインを受けるケースが多いです。
新卒で外資で残念になってしまった方でも、逆に外資は年齢を重ねても、きちんと英語力をつけ、何かアピールできるものを他業種・他職種で経験を積み、再度、客室乗務員にチャレンジする人が多いです。
なお、採用はかなり不定期なので、募集が出てから準備をする、では遅いと思います。
採用人数も少ない場合が多く、元々高い英語力を持っている人や、外資系でCAとして働いている人がこの中途採用に応募してくる状況ですので、いろいろ他社の話も聞いたりしていますが、やはり激戦が繰り広げられている模様です。
私も既卒で客室乗務員に転職していますが、やはり新卒と既卒では求められる要素やポイントが違いますし、受験者としても、そこを踏まえた対策をする必要があります。
中途の場合、『これまでの仕事の経験で得たもの、気づいたこと』をきちんと自分の中でまとめて伝える練習が求められます。
また、『仕事の経験をどうCAの仕事に活かすのか』そして『女性としてどんな人生を歩んでいきたいのか』まで、しっかり自分の言葉で考えておくとよいと思います。
私の知り合いで、新卒で2次試験で不合格だった人が再度、中途募集でチャレンジしたところ、新卒の時よりも次の面接に進めず、1次試験で残念な結果になってしまった人がいました。
話を聞いていて、その時の印象的な言葉が「新卒の時はもっと先に進めたのに。」という言葉でした。
やはり、新卒と同じやり方や考え方ですと、なかなか先に進めません。
しかし、新卒の時に残念な結果だったとしても、今度は逆転して合格ということも大いにありうるのです。
私のプロフィールにも書かせて頂きましたが、新卒の時は全くかすりもしなかったCA受験。
既卒受験でもなかなか結果も出ず、一度は客室乗務員になることを辞めようかと思った時もあります。受験すらせず、しばらくブランクを作ってしまった時期もありました。気づいた時には30代手前の年齢のいわゆるアラサー世代に突入。
いつも言っていることですが、人生何が起こるかわかりません。
私がCAになれたのも、あきらめずに行動した結果だと思います。
もちろん家庭の事情や様々な理由で客室乗務員になることを断念する方もいらっしゃると思います。
ですが、環境が許される場合であって、やっぱりCAになりたいという方は、あきらめずに自分が納得いくまで、とことんやってみるのも1つのやり方だと思います。
私なりの、『既卒で客室乗務員を受験するポイント』は、今になって思い返してみると、以下のようになります。
・現職をやりきる。
・いろいろなことにチャレンジして、興味の幅を広げる。
・CAという職種を理解する。自分と、この職種の接点を考える。
・英語は最低限アレルギー意識を持たないレベルにしておく。
・よいエアラインの先生や業界の人を見つける。話を聞く。
上記について補足致します。
私の場合、新卒でエアラインに全敗し、新卒入社した最初の会社で1年くらいたった頃、再度CAの受験を決意しました。そこからまた1つ目のエアラインスクールに通い始めました。
その頃の自分は仕事が嫌で、正直逃げていました。「CAになればきっと・・・」という考えでいっぱいでした。そしてこの時、運よく初めて最終試験までたどり着くも、不合格に。
いろんなことが敗因だったとは思いますが、やはり現職をきちんとやり切った、と自分自身で言えるくらい、取り組むことが大事なのだと実感しました。
最終的に客室乗務員に合格した時は、仕事も転々とした後でしたので、違った職種で、正社員ではなく派遣でしたが、自分自身の日々の取り組みを変えて、自分なりにやり切った、と言えるまで頑張ってみようと思いました。
だからと言って、仕事がとびっきりできるようになるとか、実績を残すとかそういったことではなく、「心構え」のようなものを、まず変えました。
1つ1つの仕事の意味とか、CAの仕事にどう今後活かせるか、あとはCAだったらどういう視点で行動するのか、物事をとらえるのだろうか。など考えていました。
つい、提出書類や面接では、実績とか優れた結果を述べようとしなければ、と思ってしまいがちなのですが、大切なのは、「何かに取り組む時に、どんな工夫をしたか、どんなことを考えながら行動をしていたのか」を自分の言葉で面接官に伝えることだと思います。
どうしても、未だにこの仕事は華やかに見られがちだと思います。
しかし、CAの仕事はやはり保安要員という要素があります。本当に安全の指標・指針に沿った地道な工程1つ1つの積み重ねで成り立っているので、コツコツと取り組んできたことがある方は、ぜひその点を自分の思いと共に、アピールできるといいと思います。
あとは、自分の幅を広げるといった意味でも、いろんな人に会い、経験を積むとよいと思います。
機内では、限られた空間や物品の中ではありますが、衣食住が成り立つ場所だと思います。ですので、いろんな経験が特技が活かせると思います。
もちろんお客様との会話にも深みが出ると思いますので、それがまた客室乗務員としてのやりがいでもあり、楽しさにもつながってくるでしょう。
私の場合は、自分より年齢の高い方と接する場合がほとんどなのですが、お客様から教えて頂くことも多いので、学びの尽きない日々を送っています。
中途で客室乗務員を目指す人は、新卒で残念な結果になってしまった人も多いと思います。
私もそうでした。基本的には、既卒組は新卒リベンジ組とも言えるでしょう。
中途で客室乗務員にチャレンジするということは、現職と並行して受験をする人も多いと思います。
スケジュール的にも精神的にもハードになるかと思います。
既卒で合格しているほとんどの人は仕事をしながら、書類・面接の準備、TOEICの勉強を何とかやりくりして通過しています。
しかし、それを乗り越えて転職を決意し、中途で客室乗務員に合格したら、また違った景色を見ることができました。
心身ハードな仕事ですが、その分やりがいもあるCAの仕事だと思いますので、このブログがこれからチャレンジされる方への応援ブログに少しでもなれば幸いです。
ということで、今回は『中途採用でCA(客室乗務員)になるのに年齢制限はある?』をお届けしました。
