乗り物酔いがひどくてもCAになれる?治し方は? | 現役CAが教えるエアライン受験対策ブログ

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今回は「乗り物酔いがひどくてもCAになれる?治し方は?」がテーマです。

 

 

 

 

 

 

 

みなさんは乗り物酔いしやすい方ですか?

飛行機の中で酔ってしまうケースは、いわゆる「空酔い(そらよい)」と呼ばれるものです。

 

 

幸い、私は酔わないタイプなのですが、お客様はもちろん、実はCAも酔ってしまう・・・というのもよくあるケースなのです。

 

何度も乗務を重ねていけば、酔いやすいCAでも克服しているようです。

 

ですので、治し方というのは、もう「慣れ」ということになりますでしょうか。

 

あとは、よく新人時代のエピソードで酔ってしまった、というCAが意外とたくさんいますね。大ベテランの方でも、実は結構多い気がします。

 

いざ、実際に飛行機に乗り、OJT訓練がスタートしたかと思いきや、緊張のあまり、酔ってしまうのですね。

 

揺れもあるし、先輩からの指導もあるし、お客様対応もあるし、といったところでしょうか・・・。

 

 

 

お客様の場合ですと、成人の方も、お子様も時折ひどい乗り物酔いになってしまうケースがあります。

 

嘔吐した場合、もちろんその時の看護と清掃は私たちCAが行っています。

 

 

 

華やかできれい、という制服やメイク、髪型のイメージが先行しがちなCAの仕事ですが、入社する前と後でのイメージがあまりにもかけ離れていると、ギャップを感じるところかもしれません。

 

 

単なる憧れだけでは、なかなかCAの仕事を続けるのは厳しいのがお分かり頂けると思います。

 

 

嫌な顔をせず、てきぱきとこなすのもCA仕事のうちだったりします。

ですので、基本的にはたくましい人が多いです。

 

お化粧室は、長距離の国際線であれば一人何十回と掃除をしています。

 

機内は基本的に衛生面の観点から、多くのものが使い捨てですので、大量のごみがでます。

 

お客様が食事を終えた後には、CAはゴミの片づけをギャレー(飛行機のいわゆるお台所)でひたすら行っています。

 

 

乗務経験を重ねていくにつれて、いろんな事象にあたることになりますので、自分自身の引き出しも増えますし、先輩から学ぶことも多いです。

 

そして問題が起こった場合は一番よい結果につながるように、CA一丸となって全力を尽くします。

 

基本的に離陸したら、そこはもう隔離された空間です。

誰も地上から助けに来てくれません。

 

そこが地上のサービスや保安業務と違うところでしょうか。

 

ですので、CAと他のサービス業・職種の違いをぜひここの観点からも一度考えてみることをおすすめします。

私もCAに合格した時は、ここの部分を徹底的に考え抜きました。

 

 

さて、前置きが長くなってしまいました。

 

先ほど、乗り物酔いの治し方は「慣れ」しかないと書きましたが、CAであれば、電車や車に乗るよりも、一般的にはより多くの時間を飛行機の中で過ごすことになります。

 

しかし、乗り物酔いやすいということが予めわかっていれば、CAもお客様も予防対策は立てやすいです。

 

 

そもそも乗り物酔いとはなぜ起こるのか?

その症状は?

治し方は?

を中心に詳しく見ていきたいと思います。

 

 

 

<そもそもなぜ、人間は乗り物酔いをするのか?>

 

乗り物の揺れ、不規則な加速・減速スピードによって、耳の内側にある内耳(ないじ)というところを刺激してしまうため、、自分の限界を超えると自律神経が乱れます。

 

その結果めまい、吐気といった不快な症状がおきます。

また、ストレスや不安などからも乗り物酔いを起こすと言われています。

 

また、耳の奥(内耳)に、三半規管という器官があり、この中のリンパ液が体の傾きを察知して脳に信号を送ることで、身体のバランスを保つと言われています。


 

歩いている時などは、歩く速さとほぼ同じスピードで景色も動くため、三半規管で察知しているバランス感覚と、目で見える景色や体(筋肉)で感じる知覚との調和がとれています。

 

 

逆に、飛行機などの乗り物に乗っている時は、リンパ液が揺れる状態にあり、座席でじっとしている」のに「景色がどんどん変わり、上下左右に揺れている」という感覚のズレも加わって、いわゆる乗り物酔いが起こると言われています。

 

 

 

なお、一般的に、横揺れより縦揺れの方が酔いやすく、大人より感覚が敏感で頭が不安定な子供のほうがなりやすいと言われていますが、これらは個人差があります。

 

 

しかし、一般的には年齢を重ね、乗り物のスピードや揺れに慣れてくると、乗り物酔いは次第に治まってくるといわれています。

 

 

 

<見られる兆候や症状について>

 

 

 

症状としては、以下のようなものが見られます。

 

・顔面が青白い

・嘔吐

・冷や汗

・手足が冷たくなる

 

 

<治し方について>

 

揺れによる体の動きを感知する三半規管を鍛えるために、平衡感覚養うといいそうなので、やはりヨガや運動などがいいかもしれませんね。

 

後ろ歩きや目をつぶって歩くことも、気軽にできるエクササイズだそうです。

 

また、みなさんは腹式呼吸はスムーズにできますか?

乗り物酔いには腹式呼吸も効果的とのことですので、酔いそうだな、と感じ始めたら、落ち着いてゆっくりと腹式呼吸をしましょう。

 

航空会社によっては、入社前に身体検査で平衡感覚のチェックがあったりしますね。

 

不安であれば、こちらに挙げた治し方に取り組んで、少しでも改善して臨みたいですね。

 

 

 

 

ここからは、飛行機ならではの「酔いを防ぐポイント」をお伝えします!

 

 

 

【①座席の予約は前寄りで!】

 

 

 

飛行機の特性上、小さい飛行機になればなるほど、揺れる構造になっています。

 

また、後ろの座席になるほど、揺れは大きくなります。

 

飛行機の大きさや機材は、なかなか選べませんが・・・座席選びならば、少しは工夫できるかもしれません。

 

ただ、前方の座席は出口に近いため、1分1秒を争うビジネスマンのお客様からどんどん予約が埋まるという特性があります。

 

ですので、なるべく早めに予約をして、揺れの少ない前方の座席をおススメします。

 

 

 

【②CAに早めに相談する】

 

 

体調が悪くなりそうな時や、予めひどい乗り物酔いをしやすいということであれば、早めにCAに伝えておきましょう。

CAはそういったお客様の情報を共有しながらフライトしています。

 

また、予めどのくらいの時間から揺れるのかなどの情報も持っていますので、予防策を立てることができます。

 

シートベルト着用のアナウンスが入ってしまうと、CAも着席してしまうので、お客様も離席ができず、お化粧室にも行けないので、その点を頭に入れておくとよいと思います。

 

 

 

【③酔い止めの薬があるかどうか、CAに聞いてみる】

 

 

機内では酔い止めの薬もある場合があります。

持参されていない場合で、希望される場合にはCAに聞いてみましょう。

 

 

(機内にはあまり知られていない、いろんな便利なものが搭載されているので、何か困ったことがあったら、CAに質問されてみることをおすすめします。)

 

 

 

【④飛行機でのお酒はほどほどに】

 

 

飛行機の中は気圧の関係で、地上の3倍酔いやすいといわれています。

飛行機で飲むお酒は体調と相談し、ほどほどにしましょう。

 

 

【⑤背もたれにをつけて、なるべく頭が揺れないようにする。】

 

目の眼球を動かすのには限界があります。

 

それを超えてしまったときに、目の平衡機能の障害が起こってしまうため、酔いやすいと言われています。

 

進行方向に体を向けて視線を合わせることが大切です。

 

読書や携帯電話、パソコンなどを使用すると酔いやすくなりますので、注意しましょう。

 

目をつむって、感覚を遮断するのも効果的と言われています。

 

 

 

あと、乗り物酔いを防ぐために、事前にできることとしては

 

 

・睡眠をたくさんとる。

・食事内容は消化の良いものを選ぶ。食べ過ぎも、空腹にしすぎるのもNG。

・洋服や下着は締め付けの少ないものを着る。

・酔い止めの薬を、飛行機に乗る前の30分前に服用する。

 

 

といったところになります。

 

 

以上、いろいろとお伝えしてきましたが、ひどい乗り物酔いになりやすいタイプて、CAを目指す方にとっては、悩ましいところだと思います。

 

ですが、すべてのCAが全く乗り物酔いしない、というわけではありません。

治し方もそれぞれ工夫して取り組み、最終的には「慣れる」というところにたどり着くと思います。

 

調べると、色々な対処法が出てきますので、できるところから今のうちに取り組み、不安を少しでも解消してからCA受験に臨んでいきましょう。

 

 

今回は「乗り物酔いがひどくてもCAになれる?治し方は?」をお届けしました。