こんにちは、春希です。
珍しく、昼からブログです。
連休あと2日間ですが、なんやかんやで家でやる事が多過ぎて
思ったより本が読めてません・・・・・(--〆)
春樹さんの新作や、恩師の山中康裕先生が翻訳した本なんかも
まだ読み切れてないです(;´д`)
うちの事を言うのはあんまりなんですが、母が若干認知入ってまして
行動を監視しなければ「おいーーー」みたいな事を結構やらかすので
家にいても気が抜けないんです。人に迷惑かけたりとか、徘徊などは
無いのですが、私の琴線に触れる事を言ったりしたりするんで、よく
バトリます(~_~メ)
そんな感じで、外に出てリフレッシュしているんですわ。
家の事も色々としなければいけないんで思ったより暇じゃないです。
普段からほったらかしにしていた事が多いんで。
読書関係に話を戻しますが、最近古典をもう一度読み直したいという
欲求が出てます。あまり読んだことの無い軍記物とかも読んでみたいなあ。今季の大河ドラマずっと見てます。明智光秀が好きというより
信長が嫌いなんで、奴の末路をじっくり見てみたいと・・・・・。
ただ、コロナの関係で中断するみたいですね。なんか大変、薬中女優の所為で撮り直しとかもなっているのに(ーー;)
これは源氏物語を描いた最高傑作の漫画と言われる「あさきゆめみし」です。
源氏物語は与謝野晶子が書いた物を読みましたが結構難しくて、こちらの漫画でかなり理解を深めました。ビジュアルでみると美しい・・・・・。
しかし、あんなややこしい話をよく書いたのと改めて紫式部に驚嘆し
ます。
系図をみても、昔の宮中の話だからいとこどうしは普通で叔父さんと
姪が結婚したり、系図がややこしいわ(~_~メ)
夜這いと称して完全にレ〇プじゃんこれみたいな感じもあるし(ーー;)
昔の天皇家や貴族は如何に血統を汚さず(いい方に語弊ありますが)
血脈を守るかを大事にしてました。海外でもハプスブルク家がそう
ですね。そのせいで滅びたようなもんですけど。
血族結婚のし過ぎでスペイン・ハプスブルク家なんかぼろぼろ。
特に、母方の身分がとても大切で帝の子といえども光源氏のように
母方の身分が低く後ろ盾がいないので臣下にするみたいになるそう
です。
故に、明石の姫君を明石の上から引き離して紫の上の養女にしたりと
かしてます。じゃないと入内(天皇の后)できないから。ひどいな(~_~メ)
ただ、醍醐天皇みたいに36人も子女(*_*;がいた場合は財政が圧迫
するので臣下にした事もあるそうです。
源氏物語はマザコン自意識過剰の光源氏が理想の女性を求めて彷徨うようみたいな話で、最後には自分が手塩にかけて養育し娶った紫の上が一番大事だったと悟る話です。
大和和紀さんの絵はとても美しく、小説では想像しにくいような源氏の
館六条院も見事に細かく描写されています。
もちろん登場人物も現代風に描かれているので光源氏も「源氏物語
絵巻」で描かれている、おたふく顔のオヤジじゃなく絶世の美青年と
して登場します。
大和和紀さんが言ってましたが、平安時代の話しなので衣装が柄は違えどみな十二単なので人物の描き分けが難しかったと。源氏に絡む
女人はほぼ美女なので、秋好む中宮などは髪型にカールつけたり、
横分けぽくしたりしてたそうです。(^^;)
源氏物語で好きな人物は「朧月夜」です。光源氏を敵対しする弘徽殿の女御の妹で今上帝に入内する予定でしたが源氏と恋に落ち、結局
后待遇の女御より身分をさげて女官として入内します。
奔放な方なんですねーーー。そのせいで源氏も須磨に自ら左遷待遇
で隠居しましたね。
帝が出家したあとで、源氏がここぞとばかりに言いよってもつっぱねて
帝の後を追って出家します。潔いというか流されないのは立派です。
この時代なんで、男性の後ろ盾がないと生きていけないから旦那が
ろくでなしで、浮気しまくっても別れられないという女性にとっては不幸
な時代ですね。その中で、こんな話を書けた紫式部はバリバリのキャリアウーマンかと思います。
これは高校の時の教科書です。ウン十年前かなあ(;´∀`)
たまに読んでますよ。 数学、物理は卒業と同時に速攻捨てました
けど。
日本だけでなく、古代からの文学の歴史が載っています。
何故か三島由紀夫が4行しか紹介されてませんでした(~_~メ)
まだ、思想的な面で載せられなかったのかな。
今、現在は誰がどう載っているのか興味があります。
音楽にしても、教科書は最近はポップスが沢山出ているみたいで、
私たちがならった童謡とかはあまりないらしい。
文学も現代作家が沢山載っているらしいけど、古代文学がその為に
削られるのはちょっと悲しいかな。
昔の話しでも今の教訓になるものも結構あるので。
書店は早めに自粛解除して欲しいっす(ーー;)
古代からの叡智を受けて立つ玉置神社 神代杉より愛を込めて
はるき