こんにちは。
夫婦仲再生カウンセラーの藤原智子です。
夫婦や恋愛中のお悩みの中でよく
「彼（夫）に言われた言葉が忘れられません」
「彼（夫）からの言葉に傷つき、腹が立ちます」
という、相談を受けます。
その内容といえば
おおよそが
「彼（夫）からの否定的な言葉」
「誰かと比べられる言葉」
「バカにされたような対応」
がとても多いのですが……。
このような彼からの言動に対して
あなたが
傷ついたり腹を立てるのには
理由があります。
結論からお伝えすると、彼の言葉が
・正論だった時
・本当のことだった時
です。
「正論だった時」や「本当のこと」とは？
言われたことに
全く言い返せないくらいの
「正しさ」があって、
それを正面から突きつけられた時。
もしくは、比較された対象の人より
自分は出来ていないと
あなた自身も
その人と比べて
自分を卑下している
場合です。
例えば
あなたが標準の体重より重くて
「痩せたいと思っている」
そして、そのことを彼も知っているとします。
あなたはそれなりに
運動も頑張っているが全く痩せない。
痩せない理由。
それは
スイーツが好きで食べてしまうから、、、。
食べている時は幸せだけど
そのあと罪悪感や後悔する気持ちになる。
そんな時、ちょっとした言い争いで彼（夫）から
「そんなんだから痩せないんだよ」
「◯◯さんはスリムなのに」
と言われたとします。
この言葉を要約すれば
「甘いものばかり食べているからだろ？」
「◯◯さんのようにできないからだろ？」
という意味にも取れます。
するとあなたの脳内は
このような言葉が再生されます。
「そうそう。もちろん彼（夫）の言うことは正しい。そんなの自分だってわかっている。」
「でもさ、人間だもの。つい誘惑に負けることだってあるじゃん。」
「なんで人と比べるのよ？」と。
彼（夫）からの言葉が正論であればあるほど、
正しければ正しいほど
人って腹を立てるようにできている。
それは、できていない自分を
自分自身も責めているから。
そんなこと。わざわざ言わないで欲しい。
それ以上言われたくない
という本能（防衛反応）ともいえます。
彼の言葉に傷つけられた。
腹が立ったと思った時は
「それは本当のことを言われたからじゃないか？」
と冷静になったときでいいので
考えてみてください。
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