本『疼くひと』松井久子 中央公論新社 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

 

 

とても評判の高い作品で

 

宣伝も良かったので

 

これは見んと〜〜〜!!

 

鼻息荒く

 

楽しく読んだ

 

あらすじ

脚本家・唐沢燿子は古稀をむかえ、日に日に「老い」を感じていた。しかしSNSで年下の男と出会い、生活が一変する。男の言葉に一喜一憂するうちに、身も心も溺れていく燿子。人生後半から燃え上がる、大人の恋の行方は……。

 

 

 

高齢者の恋愛、特に

 

性生活は

 

あまり触れられることがない

 

ジャンルなので

 

めっちゃ楽しみだった

 

性生活とか

 

お肌のふれあいってさ

 

年齢の問題ではなく

 

若い人でも

 

好きな人と、そうでもない人がいるし

 

高齢者でも

 

好きな人と、そうでもない人がいる

 

恋愛とか、性生活とか

 

個人の嗜好を

 

年齢で決めるのは

 

そもそも

 

おかしいんじゃないと思う

 

ワタシ

 

 

 

 

 

 

 

この本の主人公は

 

70代で

 

恋愛にのめり込むわけだけど

 

とりあえず言えるのは

 

ちゃんと体のメンテナンスをしていて

 

健康で

 

体力があるから

 

恋愛も

 

性生活も

 

イケるんだってこと

 

 

 

何歳だって

 

恋愛したい人は

 

すればいいし

 

何歳だって

 

素敵な人は素敵なのよ

 

年齢は関係ないと思う

 

それよりも

 

死んでるみたいに生きている

 

若い人の方が

 

寂しいわね

 

 

 

私はきっと

 

死ぬまで恋愛したいタイプ

 

 

それがたとえ片思いでも

 

勝手に盛り上がっているだろう

 

 

 

 

体力は

 

その時になってみんと

 

わからんなぁ

 

 

 

でも

 

気持ちや心を

 

解放できる

 

相手に出会えることは

 

たとえ別れることになっても

 

幸せなことだと思う

 

経験しないのと

 

経験したのでは

 

納得の仕方も

 

人生の濃さも

 

心の豊かさも

 

違う

 

マツコ・デラックスは

 

「若い頃の恋愛なんて、クソよ!」

 

という名言を残したが

 

 

 

私も若い頃は

 

クソのような恋愛に

 

毎回毎回

 

命をかけていた

 

そして

 

毎回毎回

 

付き合う人は

 

絶対に結婚したいと思っていた

 

別れるたびに

 

もう死ぬ!もう死ぬ!

 

と泣いていた

 

今になって

 

そういうクソみたいな

 

恋愛を

 

真剣に経験してきて

 

良かったと思ってる

 

 

ゴタゴタを

 

聞かされた

 

家族は

 

迷惑だったかも

 

しれんなぁ

 

 

 

 

毎年毎年

 

経験は上書きされて

 

毎年毎年

 

人生最高を経験している

 

ええ!?

 

これが、あなたの幸せなの!?

 

これが、あなたの人生で最高の状態なの!?

 

って、いう

 

人の意見は関係ない

 

毎年最高が上書きされるので

 

付き合った相手の名前も

 

あだ名も

 

覚えていないことが多い

 

ゲスい私だけど

 

 

 

 

 

その時その時に

 

やれることを

 

必死にやってきて良かった

 

健康にさえ

 

気をつけていれば

 

死ぬまで性生活が

 

実現できるかもしれん

 

よし

 

頑張ろう

 

これからも

 

楽しみだな〜〜〜

 

私はこの本の主人公みたいに

 

思い詰める方じゃないから

 

歳を取っても

 

高校生のような恋愛を

 

いやいや

 

中学生のような恋愛を

 

楽しんでいけるような気がする

 

 

 

その前に

 

崩れた体型でも

 

おおらかに

 

受け止めてくれる人を

 

探さんと

 

 

笑笑

 

 

そして

 

毎回

 

電気消すだな

 

 

 

 

 

面白い本に出会えて良かった

 

しかし

 

余韻はいいものではない

 

なぜなら

 

そういう相手だと

 

わかる

 

相手だったはずだから