東条城@愛知県西尾市吉良町 元康に焼き払われた城 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

NHK大河ドラマ「どうする家康」で元康に焼き払われた、

 

西尾の「東条城」へ行ってきました。

ドラマでは、織田家と和睦した元康が、今川側である吉良義昭の居城である

東条城を攻め、激しく炎が燃え上がるシーンが描かれました。

 

その、東条城です。

吉良町は、何度行っても、とても空気も雰囲気もいいところ。

 

東条城趾も、とても見晴らしのいい場所にありました。

 

吉良家は、足利家の分家。

今川家は、さらに吉良家の分家です。

 

 

そのため、東条城を守っていた吉良義昭は、当然元康に加勢します。

 

吉良家菩提寺 華蔵寺で見られる系図と説明

 

また、吉良義昭の前の当主、吉良持広は、元康の祖父である松平清康の妹(瀬戸之大房。お久ではない)

を娶っているため、松平清康が暗殺されたときも、親代わりとなって

幼い嫡子であった広忠を援助し、岡崎城への帰城を支援しています。

そのため、東条吉良家当主、吉良持広の一字をとり、

 

松平広忠

 

と名乗りました。そして、広忠が元服する際には、吉良持広が

加冠役(かかん役・元服する人に冠を被せる役)を務めたそうです。

 

その、吉良持広の次の当主が、ドラマにも登場した

 

吉良義昭。

 

せっかく、元康と共に織田家を倒そうと意気込んでいたのに、

 

返り討ちに遭ってしまうとは、戦国時代ならではの厳しさがありますよね。

 

元康にとっても、内心本意ではなかった、辛い選択だったと思います。

 

 

 

 

その吉良義昭

 

あの時になくなったのかと思いきや、

 

しっかり生き延びております。

 

 

後々、ドラマにも登場しそうですので

 

その後の成り行きを見守りたいと思います。

 

 

 

現在、

 

東条城のあった場所は、古城公園となっております。

 

数年前までは、大手門や櫓(やぐら)が再現されて建っていたそうですが

 

現在は老朽化のため取り壊され、見ることはできませんでした。

 

 

門だけでも残っているのはいいですね〜〜!!

 

矢作川や、岡崎からの距離感が実感できるなど、

 

とてもいい取材となりました。

 

 

 

この焼け爛れた感じ・・・

とても臨場感あります

 

いかにも、お城があったっていう感じ

 

 

 

 

 

城址には八幡宮もありました

武運を願ったのでしょうか

私たちも、しっかりお参りさせていただきました

 

 

 

 

 

登っていくよ〜〜

 


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