岡崎市内における浄瑠璃姫研究の頻度を調べる | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

みたはるです。

 

実は一昨日、

岡崎地方史研究会の幹事の方から、

執筆・投稿の依頼があった。

岡崎地方史研究会は、岡崎市内で一番人数の多い歴史クラブで、

在籍するメンバーの面々も、市内外にてご活躍される方も多い。

 

 

年に一回、『研究紀要』という小冊子を発行されているのだが、

今年を第50号を出版発行。

この機会に、もっと投稿窓口を広げたいとのことで、

ご連絡をいただいたようだ。

 

それは大いに結構だけど、

こんなビギナーの私が書いちゃっていいのかしら。

 

 

本当なら、来年用の提出期限は10月末。

ご連絡では11月末まで大丈夫とのこと。

投稿にも、投稿料がかかるし、

書いたらどれだけの分量になるかもわからないけれど、

私が今伝えたいことは、

 

「三河藤原氏」

 

の活躍である。

あの一族が三河になければ、

源頼朝の、足利尊氏も登場しなかった。

 

もっとも、いなければいないで、

その時はまた別のリーダーがあわられたと思うが

同じ系統から二人の幕府初代将軍が現れたことは

三河人として、多いに自慢できることだと思うのよね。

 

しかも、その話は偶然ではなかったのである。

 

これ、

改めて考えると、めちゃめちゃ面白いのよ。

 

なんと、それを、計画していた人がいたんだよ・・・

 

 

私は歴史好きではなかったけれど、

探偵小説や、探検ものは大好き。

 

日本の昔話

中国の昔話

 

 

大好き。

 

だから、地元の話を掘り下げるにはぴったりかもしれない。

 

あの時代に先を見据えて、

色々と画策してた人がおり、

その度栄華を極めるのだけど、

今はほとんど語られていない。

 

そういう、無常感がまたたまらないのよね。

 

たとえ千年前でも、何百年前でも、

話に残る人は残る。

 

矢作の大友皇子伝説や、持統天皇三河行幸伝説。

 

古い時代のもでも、こうして残っているものがあるのに

(皇族だからということもあるだろうね)

徹底的に破壊尽くされてしまうことが多いのか。

 

それが、人の世の面白さよね。

 

自分の意に沿わないものは、この世から消し去りたくなるよ。

 

人間だからね。そこに、恨みがあればなおさらだよね。

 

ということで、

私が口を大にして言いたい「三河藤原氏」のことを

いったい、今までどれだけの人が注目し、

どれだけの人が尊重してきたのかということを、

市の図書館に行って調べてみた。

 

 

そしたら、

 

なんと!

 

たったひとりだけ。

 

 

 

しかも、いつも私を指導してくださる師匠だけ。

あとは私。

 

 

あと、チラリと名前を出していた方が、

3名ほど。

岡崎市の歴史業界では大変有名な、

新行先生と、

滝山寺の山田ご住職と、

一般の女性の方。

 

この3名は、滝山寺の成り立ちと歴史を説明するために

「三河藤原氏」の名を挙げられているが、

そこにこだわって説明をされているわけではない。

 

本当に、

そんな大事な歴史について光を当てているのは

私の師匠だけ。

 

 

浄瑠璃姫について語っているのは、

師匠と、師匠の関係者2名と、

 

地方史研究会の会長様と、

 

文芸岡崎の寄稿文。

 

それも、本当にそれだけ。

 

もっとも、浄瑠璃姫の方は、本格的に研究をされている方が多いため

寄稿文というよりは、一冊の本として出版されている方が多い。

そんな本が10冊近くはある。

 

 

本にしろ、寄稿文にしろ、

文章や資料を残してくださることは、本当にありがたいことだ。

高橋源一郎さんは、

 

「自分が死んだら、自分が書いた文章なんて何も残りはしませんよ」

 

と言われていたけど、

 

私は残ると思うな。

 

人間は何千年経っても変わらない。

 

生きているうちは会えなくても、

何十年、年百年後に、

 

必要とする人は現れると思う。

 

 

 

 

 

・岡崎市史研究 第36号まで発行

 

・岡崎地方史研究会 第50号まで発行

 

・文藝岡崎 第40号まで発行

 

・岡崎文化 第40号まで発行

 

 

 

 

 

これだけの研究資料が出版されているにもかかわらず

 

「三河藤原氏」の資料は師匠だけ。

 

浄瑠璃姫の話を取り上げているのは、3名だけ。

 

 

 

 

なんと少ないことか。

 

本当に驚いた。

 

 

岡崎市は、古墳時代から家康公までの中世の歴史が抜け落ちているという。

 

 

 

そこ、大事よね。

 

そこ、めちゃ面白いところなのに。

 

 

新聞記事もどんどん書き上げたいのだけれど、

歴史クラブの会長にも、忙しいから無理だと反対されたけれど、

せっかく機会をいただいたので、

 

「三河藤原氏」

 

まとめ上げてみようと思う。

 

 

 

久しぶりに、

昨日は半日図書館にいせいか、

今日になって、

首と、両腕が痛い〜〜〜〜

それから、やっと、

私って、結構頑張って資料を見ているのね!?

時がつく次第。

 

でも、いいの。

 

やりがい

があることは、

私にとってとても重要である。

 

保護司研修会の感想文も書き終えたし、

文藝岡崎の原稿も依頼が来て、書き上がっていないとちょっと気になるけど、

まだ、日にちがある。書くテーマは決めた。

来年の大河ドラマに便乗して「家康行列」参加体験談を書くつもり。

 

新聞記事も、尊氏まとめ1話分増やして、100号にする。

それは今日中に終わろう。

 

 

歴史資料を探しながら、

 

おっ! これいい〜〜

 

好きな本が見つかったので、一緒に借りてきた。

 

 

『居場所がないのがつらいです みんなのなやみ ぼくのこたえ』高橋源一郎

 

『人生案内 出久根達郎が答える366の悩み』出久根達郎

 

 

 

 

人生相談系のエッセイは大好き。

質問者も、真面目なものからアホらしいのもあって、

答える方も人間味が溢れる。

 

忙しいのに読んでしまう〜〜〜面白いわ〜〜〜

わかるわかる・・・・

 

リリーフランキーさんの人生相談も大好きなんだけど、

それは残念ながらなかった。

 

プレイボーイ見つけると、

 

真っ先にそれだけ読んでいたなあぁ。

 

 

また、探してみよ。

 

 

 

昼間のBGMは、穏やかなハワイアンか、ジャズ。

傍には猫たち。

 

今日は、義父が病院の日で、義母はデイサービスに出かけた。

 

 

最高だ。

 

 

 

気分転換しながら、頑張ろう。