とはいえそれも偶然で、1月にPeachの関西ー高雄線が開通し、通常7980円以上(片道)が、3980円で購入できていたからだ。
ただ高雄付近はだいたい見た、そこで考え、若干忙しい日程ではあるが離島・小琉球に向かうことにしたのだった。

梅雨の中の見事な五月晴れの中、機内に乗り込む。

11時30分発MM35便は3時間ほどで高雄に到着する。着陸前は大きく左転し、上空からの美しい景色を見ることができる。
考えてみれば、高雄からの発便は利用したことあったが、入国するのは初めて。指紋認証を導入していて驚いた。
審査官のおばさんに「指紋なんて始まってたの?桃園にもまだないのに」
と言うと、
「今年中には導入する予定になってるよ」
ということだった。
あれだけ人数が多い桃園でこれをしだすとただでさえ混むのに余計大別だなと思われた。
到着ロビーで観光案内所があったのでスタンプを。日本語通じるらしいが残念ながら使うことがなかった。

ほとんど人が来ないジエユィンに乗って

美麗島へ。
以前泊まったカインドネスホテルのまた違うところ、台湾の旅行会社のサイトで取った安いプランの部屋。

ところが最高に綺麗で広い。一階の食堂ではケーキなど24時間食い放題でサービスは凄い。

横にあった豆花専門店で買ったものをいただく。原味を頼んだら「珍珠美味しいから食べてよ!入れとくから!」とたくさんタダで入れてくれた。感謝m(__)m
再び美麗島の駅へ行き、橘線で西子湾へ。
駅前にある高雄鉄道記念館へ向かう。日本時代の建物が見えてくる。

入口。拝観無料。

中では電車好きがカメラを撮りまくっている。

機関車、味がある。

中には当時の文書や、かつてここが高雄港駅だった様子もうかがい知れる。

中は以前の駅舎の様子をそのまま残す。かつて高雄港だったこの駅の歴史が滲み出てくる。

イベント直後だったらしい。
懐かしの駅を見て外に出たあとはフェリー乗り場に向かう。
歩いていく道も実に味がある。

その中を二人組の若い女の子の自転車が通り過ぎる。

二人が同時にこぐことのできる自転車である。二人はお互いになかなか息が合わないことを嘆いていたが、それでも着々と前には進んでいた。
しばらく行くと美しいお寺に足が止まる。図らずもお参りに足が向く。

代天宮。ここらでは一番大きい寺だった。
周りには臭豆腐やベトナムのフォー、水餃子などを売る店が並ぶ。

今からの用意だったようで夕方にはここも楽しくなるのだろうか。
食べようか迷ったのだが、既に4時前で食べるタイミングを完全に逃していた。どれもうまそうに見える料理に後ろ髪を引かれながら、旗津の屋台にしようと自分を納得させながらその場を後にした。
フェリーに乗り10分、旗津に到着。
船には団体で着ていた大陸の人か大勢いた。ツアーで来ていたみたいだが、最近、というか国民党に政権交代してからかえすがえす思うが本当に多くなった。
到着後、道沿いに歩いていく。近くの寺院でお参りをし、近くの美味しい店にたどり着く。
ここは以前台湾の友人に教えてもらった美瀬だ。いつも並んでおり、売り切れたらそれでおしまいになる。外はモチモチ、中にはトロトロのピーナッツテイストの甘いものが入る。あげたてのうまさといったらない。

名物ばあちゃんが頑張って揚げている。

常に多いので注目して揚げあがるまで時間がかかる。
と、待っている間に売り切れになってしまった。
10分以上待っただろうか、ようやく出来たあつあつをいただく。

死ぬほど熱いが旨い…。
おやつにこれが出てきたりしたら3つは食ってしまうか。
小腹を満たし裏山へ。

細い場所を抜け出すと、大砲の場所への上り坂になる。

驚くほど見つけにくい場所にある。
坂を上ると砲台に出る。
入り口には歴史を語る看板が立つ。

土塀をくぐると広場に出る。四方を固めた城塞都市のようだ。

上からは見晴らしのいい風景を見ることができる。

海がそのまま広がっている。

下に降りると雨もやみ、人々もだいぶ少なくなってきた。魚のショーケースを並べ、客引きをする店も多い。
今回は以前台湾の友人に連れていってもらった安くてウマイ店に行きたかった。うろ覚えでしか覚えてなかったためタクシーの運転手に尋ね、向かってみる。

到着!

店では作りたての料理を自分で取るタイプ。一皿100~150元が基本で、どれもこれもウマイ!!


ご飯は食べ放題、紅茶もタダ!

フルーツセットはただでもうお腹いっぱい。満足に満足を重ね、帰りは旗津フェリー乗り場までバスに乗る。

ホテルの近くが六合夜市なので、多くの中国人観光客の中、木瓜牛乳とバナナ牛乳を。ウマイ!

ホテルでは夜タダで飲み物、ケーキ、台南の包子などを食べられる。別に最高級ホテルではない。探せば安くていいホテルはごまんとある。これぞ最高の中流旅だ。


明日はいよいよ小琉球。高まる期待を胸に、腹一杯のなか横になる。