自分旅の探しかた~グルメ街歩き&国境編~

自分旅の探しかた~グルメ街歩き&国境編~

超貧乏旅でもツアーや大盤振る舞い旅でもない、アジア旅でのおいしい物や魅力を発信中です。
旅の多様化の時代、極端な旅から当たり前の旅へ。なかなか踏み出せない中流旅で、今だからこそ見られる生のアジアとはどんなものなのでしょうか??

Amebaでブログを始めよう!

 【Asian Border Collection1(アジアの国境)】

中朝国境(中国・丹東ー北朝鮮・新義州)。


丹東には3回行ったが最初は旧正月すぐ、また尖閣国有化直後で微妙な時期だったが、


さしたる混乱もなく、人々が新年祝いに北朝鮮に向かって(というか国境線の川に向かって)爆竹をぶっぱなしていたように国境地とは思えない落ち着きもある。


鴨緑江大橋で繋がる2国の往来は人の姿は皆無であり、多くの荷物を積んだ北朝鮮ナンバーのトラックが時々通るだけだった。


橋は中国側の領地である中間線までは立派なアーチがかけられており、その先は一歩いやそれ以上おとなしい橋がかけられている。


夜になると中国側の橋は煌々とライトアップしていたが、向こうは闇に包まれ様子はうかがい知ることができなかった。


橋だけでなくこちら側(中国側)の建物すべてがこれでもかと光を発し、ネオン街のようなその様子を対岸に見せつけているようだった。


それでも一歩跨という場所に行くと、すぐ5メートル先には北朝鮮の土地があるのに、人民軍の兵士一人だけがそこにいて「気をつけてくださいね」などと言う。


本当に街が落ち着き払っているのだ。


港に出てみたらある船頭に声をかけられ、船で北朝鮮に行ってみないかと言われた。


大丈夫かと聞くと賄賂を渡してくれたら行ける、中国人なら問題ないと言うので朝鮮領内に船で入れてもらった。


若気の至りで写真を撮って朝鮮軍の兵士に怒鳴られ船頭に注意され、それはそれはハラハラしたものだったが、


途中朝鮮キムチを売っていたおじさんは中国語は通じなかったがハングルで話すと優しく微笑み味見をさせてくれた。


とても世界を騒がしている場所と思えないくらい素朴な人だった。


あれから数年、コロナ封鎖により大橋の往来も途絶えてしまったようだが、果たして生きている間にこの橋を本当に自分で気軽に越えられる日は来るのだろうか。それは歴史だけが知るところかもしれない。


対岸に北朝鮮を見る。往来はほぼない。
明るい雰囲気のこちら側に比べ対岸はひっそりとしている。
中国国旗をたなびかせ走るモーターボート

中間国境線より向こうは闇につつまれている。