出社すると突然席替えをすると言われた。
隣になったのは1週間前に中途入社で入った女性だ。
名前は新山というらしい・・・・・・・・・・・・・・・・
男性社員からは老けているが色気があると評判だった。
「俺、やれる」とかその手の男がする下品な会話である。
僕もできるかと聞かれたがなにも考えていないのでウヤムヤにしておいた。

ぼくのデスクに彼女からメモを渡された。
内容はメアドを教えろという内容だ。
迷ったがメアドを書いてメモを送り返した。



「二ーナさん、お疲れ様でした」店のクルマで送ってくれたボーイが元気よく挨拶してくれた。
二ーナは微笑んだ。


夜の仕事の後はいつもファミレスでコーヒーを飲んで帰る。
すぐに帰らないのは家に居候の男松山がいるからだ。
身長は190もある大男で特に取り柄もないダメなやつだ。

昼の仕事で同じ歳の男が最近は気になっている。
夕方になるとちょっと汗臭くなる体臭が脳天まで突き抜け太ももの内側がムズムズする。
「奴を食いたい」奴を食うためなら4人いるセフレを切ってもいいとさえ思っている。
勿論、松山なんぞ当の昔から切っている。
明日はどのセフレにしようか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、同じ歳の男は自分が夜に風俗で働いているとは夢にも思わないだろう・・・・・・・・・・・・・・・
「風俗で働いているから今度遊びに来て?」とでも言って誘おうか・・・・・・・・・・・・・
考えただけで笑ってしまった。

窓ガラスに自分の顔が映った、煙草の煙を深く吸い込み一気に吐き出してから立ち上がった。
それは悲しい顔をしていた。

今日何人目の客なんだろ・・・・・・・・・・・・・・・・・演技をしながらそんなことを考えていた。
両足で男の腰にしがみつきおもいっきり締めてやったらイキそうになるはず、もうひと踏ん張り・・・・・・・・・・・・・・・
早くイケよ!この素人童貞が!なんども心の中で叫んだ。

ようやく果ててくれたあと
「僕って凄いだろう?」はげ、でぶ、チビの3拍子揃った童貞野郎が得意気に吐きやがった。
頭にキタが・・・・・・・・・・・・そこは我慢・・・・・・・・・・・・「貴方って最高よ・・・」(作り笑い)吐き気を抑えながら何とか言えた。
「だったら外で会おうよ?」男は自信ありげにいいだした。
「仲良くなったらね」精一杯の笑顔でこたえた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男は不満気だが脈はあると踏んだようだ。

客を送り、今日もやっと終わったと安堵した。

明日も昼はOL、夜は休み。
明後日は昼はOL、夜はソープ。
何度も言い聞かせるように口にだした。