こんにちは。
直接雇用歴10年・派遣社員歴20年のロウです。
今回は社会保険料金(健康保険・厚生年金)の話です。
実例付きでわかりやすく解説します。
社会保険とは?
社会保険とまとめて言われますが、主にこの2つです。
- 健康保険(医療)
- 厚生年金(老齢・障害・遺族)
この2つに加入することを、一般的に「社会保険(社保)に入る」と表現します。
誰が加入するの?(加入条件)
雇用形態が「派遣社員」「契約社員」「パート社員」「正社員」に関係なく、
一定の労働時間・契約条件を満たせば加入は”義務”(強制加入)です。
【主な加入条件】
- 週20時間以上働く
- 2ヶ月以上の雇用見込みがある
など
※会社によってルールが違うわけではなく、法律で決まっています。
社会保険料は誰が払っている?
健康保険・厚生年金は
会社(派遣会社)とあなたの折半(労使折半)です。
事業主(派遣会社)と被保険者(あなた)
が原則半分ずつ負担する
以前のブログ
でも触れたとおり、
社会保険料の会社負担分は、派遣料金の中から支払われています。
月途中の入社/退社はどうなる?
派遣社員が混乱しやすいのがココ。
✔社会保険(社保)は=加入日から発生
✔国民健康保険(国保)は資格喪失日まで発生
そして、月末時点の状況で、社保か国保か判断されます。
■【ケース1】月の途中から就業スタート、月途中で終わる場合
例)
・期間限定就業
・就業期間9/10~12/15
・9/9まで国保
・12/16から国保
▼保険の流れ
9/9まで:国民健康保険・国民年金
9/10~12/15:派遣会社の社会保険(健康保険・厚生年金)
12/16以降:国民健康保険・国民年金
▼手続き(就業スタート時)
・国民健康保険(国保)の脱退手続き
市区町村で行う。(オンライ対応の自治体も多い)
必要書類:新しく加入した健康保険の資格取得証明書など、加入日がわかるもの。
※国民年金は自動でストップ
国民年金から厚生年金に切り替えは、派遣会社が届出するため何もする必要なし。
▼手続き(就業終了時)
・国民健康保険(国保)・国民年金の加入手続き
市区町村で行う。
必要書類:資格喪失証明書など喪失年月日のわかるもの
■【ケース2】同じ月に、就業スタート→退職した場合
例)
・11/1就業スタート
・11/2退職
▼保険の流れ
11/1~11/2:派遣会社の社会保険(健康保険・厚生年金)
11/3以降:国民健康保険・国民年金
この場合、
社会保険(健康保険・厚生年金)と国民健康保険・国民年金、両方発生。
▼よくある問題
2日分の給料で社会保険料が賄えない
→不足分を派遣会社から請求されます。
▼ただし年金だけは特例あり
同じ月に
- 厚生年金
- 国民年金
両方に資格が発生した場合、先に喪失した厚生年金保険料は納付不要になります。
その後、
- 年金事務所から派遣会社に「還付のお知らせ」が届く
- 派遣会社あなたに負担分を返金
という流れになります。
まとめ
派遣で働く上で、社会保険の知識は自衛スキルです。
- 月途中の入退社はどうなる?
- 国保はいつ脱退、加入する?
- なぜ給料より多い社会保険料が請求されるの?
こうした疑問は制度を知るだけでスッキリ解決します。
日本年金機構のホームページなどで確認することをおすすめします。
あなた自身の生活を守るためにも、制度を正しく理解しておくことが大切です。
