美しいスイングで、羽川豊プロ大逆転優勝 | ゴルフメモ帳

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安全で楽しいゴルフスイングを求め、
体と頭を使っています・・81歳
Route463

ファンケルクラシック最終日(8/18)、
羽川プロ(55)は、10バーディー、
ノーボギーの大会新記録62をマークし、
35位から頂点に上り詰め、優勝した。

プレイオフで敗れた井戸木プロは、
「しぶといし、ショットが曲がらない、
フェアウエーウッドもうまいし、ミスが
少ない」と羽川プロを評した。

私は、たまたま羽川プロのレッスン動画を
見る機会があり、その美しいスイングに
ほれぼれしていた。

「インパクト後に、頭とクラブヘッドが
一直線に張り合うことにより、スイングに
パワーを与えられる」と教えていた。

そこで、羽川プロのスイングイラストを
描いて、研究してみようと思った。

彼は左利きなので、右利きスイングに描き
直している。

「80歳になっても、ゴルフができるよう、
怪我とミスの少ないスイングづくり」、
今取り組んでいる課題であるが、イラスト
中にヒントがいっぱいあった。

切り返し後のこの瞬間は・・・
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トップの形をそのままにして、左ひざを
アドレスの位置に戻すことによって、
結果的に作られたものである。

赤線に注目。

羽川プロの頭は、ボールの後ろ、右太もも
の上にある。この状態がインパクト後まで、
変わらないというからもの凄い。

私の場合、止めようとしても、頭は左に
動いていってしまうことが多い。
原因は、切り返しで下半身のリードがなく、
いきなり打ちにいってしまうからだ。

頭は、止めようと思っても、止まらない。

次に、右ひじが右わきにきれいに付いている
点に注目した。

なぜならば、右ひじはスイングの支点に
なっていて、これが曲がらないショットの
ための前提条件となっているからだ。

ではどうすればいいか?

スイング中、右ひじの内側(折れるほう)
が上を向いていればそれでOKである。

ハーフウエイダウンのこの瞬間・・・
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私はここで大発見をした。
赤線をよく見ると、ハーフウエイダウンの
この瞬間に、頭、グリップ、ボールが
きっちり赤線上にあるということだ。

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このように上体を左に押し込んでいくと、
頭とグリップが赤線からはみ出すので、
よくない。

赤線に注目ついでに、目線にも注目した。
どうもボールを見ていないようだ。
右足の前あたりを見ているのだろうか?

そういえば、ずーっと以前、プロたちに、
「あなたはボールを.見ていますか?」と
アンケートしたところ、ほとんどのプロは
「ぼやーっと見ている程度で、見ていない」
と回答していたのを思い出した。

そこで、私もボールを見ないで打ってみた。

頭を残すには効果があったが、なんとなく
不安で、なかなかボールに当たらなった。

それでも、繰り返しやっていると、視野に
ボールがぼやーっと入ってくるので、
やがて当たるようになる。

この段階でも、右ひじの内側が上を向き、
そこがスイングの支点になっている。

と同時に、この段階で、右上腕の内旋が
行われ、インパクトでの正しいフェース
ターンにつながっていく。

インパクトの瞬間・・・
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赤線の傾斜はキープされていて、所謂
頭は常にボールの後方にあるという基本が
結果的に行われている。凄い。

今まさにヘッドがグリップを追い越そうと
している。

羽川プロならではの美しいインパクトだ。

頭とヘッドが引っ張り合った瞬間・・・
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羽川プロは、この引っ張り合いが大切と
教えている。

理由は、引っ張り合うことで、ヘッドに
スイングのパワーをより強く与えることが
できるからである。

もう一度言わせてもらうが、この美しい
スイングは、意識して作ろうとしたもの
ではなく、頭を残して振っていったら、
結果としてこうなったものである。

このイラストを見て分かるのは、両脇が
きちんと締まっているいることである。

とくに左脇が緩んだら、アウトである。

左脇を緩ませないためにも、両ひじの
内側が常に上を向くようにスイングする
ことである。

この方法でスイングするには、むしろ
水平打法のほうが適している。

どこまで行っても尽きることのないのが
「ゴルフ」、だから面白いし、止められ
ないのである。

羽川スイングの練習は来週以降になる。

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