朝焼けを見る ひとりで
一年間のほったらかし
そして、気まぐれに戻ってきた居場所には
誰もいなかった
今までのことを思い知らされ
空気が輪を増して冷たく感じる
結局、何だったんだろう
この一年
そういえば、21世紀最初の日にも朝焼けを見た
あの時の太陽は自分に希望をくれた
あれから11年ぐらい経った今日の太陽は
いつもと同じく全ての物を平等に照らしてくれるだろう
心以外は
闇に、深い眠りに誘われる
もう起き上がるのがしんどい
二度と希望を持たせないでくれ
黙っていても太陽は上り続ける
そして太陽を嫌いながらも
新たな温もりを求める自分がここにいる