ダンコウバイ(2021) | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

昨年の秋に植えてから,ようやく1年たちました。まだしっかり根付いていませんが,ちょっと振り返ってみる。

 

 

ダンコウバイ(檀香梅,Lindera obtusiloba)

クスノキ科の落葉低木。日本原産で群馬でも(たぶん)山地に自生しています。

同じ種類では,クロモジ,シロモジ,アブラチャンなどの木もありますね。どれも人気の庭木。

特に秋の黄葉がキレイだと言われるのがダンコウバイ。

 

3月4日の様子

 

冬に落葉した枝に花が見え始めたのが3月はじめ。桜よりもだいぶ早いです。

ウチの庭は常緑の植物がとても少ないので,早春にいち早く咲いてくれるのは嬉しい。

 

 

3月14日の様子

 

まだ植えたばかりで花は少ないです。でもこの色は早春の色という感じがして好き。

写真で見るよりも,実際に見るととても鮮やかです。

枝葉が増えれば自然に花数も増えていくと思うので,これからに期待。

 

4月1日の様子

 

葉っぱが出てくるのは花が終わってから。雑木の新芽の色はキレイだなと思う。

ちょっと銀色っぽく見える葉っぱ。こんな色は春先に一瞬だけ見れる色です。

 

 

こんな葉っぱです。先端が3つに別れている形が特徴。シロモジの葉っぱにちょっと似てる。

しっかり根付いて,気候も合う場所のダンコウバイを見ると,葉っぱの大きさがウチよりもずっと大きいので驚きます。まだウチでは小さいみたい。枝もまだ楊枝のように細いしね。

 

 

夏に葉が焼けてしまうだろうと心配していましたが,今年はそれほどでもありませんでした。

もともと山地の大きな木の下にある木陰で育つような低木だと思います。

同じ種類のクロモジとかシロモジは日向には植えられないような木。ダンコウバイは多少は直射日光があっても大丈夫そうな印象でした。ウチの庭は日陰が少ないこともあってダンコウバイを選びました。

だから夏の暑さでどうなるかが心配だったし,水やりには多少気を使いました。

 

11月7日の様子

 

秋になって他の落葉樹が紅葉する頃に,だんだんと葉っぱが黄色っぽくなってきます。

ウチの庭では11月に入ってから。左側の赤い葉っぱはコハウチワカエデ。

 

11月23日の様子

 

11月下旬になって,全体がすっかり黄色になりました。今年は暖かいから普通はもっと早いのかもしれません。キレイな色になってくれて,毎朝見るのが楽しみです。葉がなかなか散らずに残ってくれるので,長く楽しむことができています。見ていて嬉しい。

 

植えたばかりなのでまだ根をしっかり張ってないと思います。

それもあって今年はほとんど成長したような印象がないです。細い枝の本数は増えましたが,全体はそれほど大きくなっていないと思います。

もともとそれほど大きくならない低木なので,あまりいじらず自然に伸ばして育てることができると思います。

この冬もジャマな枝を取り除く以外の剪定をするつもりはありません。まずは元気に育って欲しい。

 

 

来年の花芽がぷくっと見えています。とても欲しかった木なので,来年の成長も楽しみにしています。

 

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