スイセン・タリア(2019) | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

ウチの庭で咲くスイセンはこれです。

 

 

スイセン・タリア(Narcissus ‘Thalia’)

ヒガンバナ科スイセン属の球根植物。ヨーロッパ西部が原産らしい。
英名が「Angel's tears(天使の涙)」という素敵な名前がついているそうです。
 

 

いくつか海外のホームページを検索してみたのですが、1916年に作出された園芸品種で、海外ではもっともよく知られているスイセンの一つらしい。もう100年くらい愛されている品種なんですね。

Orchid Narcissus(Orchidは蘭)という名前でも知られているようです。

 

 

一つの球根から1〜5輪くらいの花が咲きます。

高さは30〜40cmくらい。寒い地域だともうちょっと低くなるかも。

うなだれたりせず、まっすぐにちゃんと立ってくれます。

 

 

スッキリとした純白の花。少しうつむいて咲きます。

花弁がちょっと反り返るのが特徴。見た印象は「細くてシュっとしてる感じ」でした。

私のイメージは「細身の女性の顔」。とってもキレイだと思います。

 

 

庭のあちこちに植えています。日当たりの良い場所から半日陰まで、どこでも問題なく咲きます。

増えすぎないのも良いところで、しばらくほっておいて増えて窮屈に感じたら掘り上げて植えなおしたり、移動させればいいと思います。

もともとは、最初に庭を作ったときに業者の方が植えてくれたのが最初。

そのタリアが少しずつ増えて、ときどき庭の中で植え替えて、今ではあちこちで咲いています。

 

 

ウチの庭では咲くのが4月。

庭にある植物の中でも、とっても使いやすい植物の一つだと思います。

色や形も他の植物とよく馴染むし、早春にキレイに咲いて、初夏くらいまでにいつの間にか他の宿根草に囲まれて見えなくなります。

そして次の春には、また元気に出てきてくれます。ほぼ100%ほったらかし植物のひとつ。

 

 

ちゃんと数えてないけど、いつの間にかこのスイセンがだいぶ増えていました。

群生させてもいいし、2〜3個ずつまとまって植える場所を庭のあちこちに作ってもいいと思います。

日本のスイセンとは雰囲気が違いますが、和風の庭にあっても変ではないと思う。

今の時期に咲くので、他の宿根草に合わせるというのは難しいですね。合わせるなら、やっぱりムスカリのように一緒の時期に咲く球根を周囲に植えるのが良さそう。

 

そろそろいくつか掘り上げて、また別の場所に植えてみてもいいかな〜と思っています。

とっても素敵なスイセンです。オススメ。

 

 

 

最後にちょっと今日見た花。

 

 

鉢植えで桜を育てています。八重咲きの桜ですが、ちょっとだけかわいい花が咲いていました。

全体ではほんのちょっとしか咲いていないのですが、やっぱり咲くと嬉しい。

 

明日はすっごく寒くなりそう。雪予報が出てるんですけど・・・((+_+))

 

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