シラキの葉が真っ赤になっています。
シラキ(白木、Sapium japonicum)
トウダイグサ科の落葉小高木。日本原産。北海道から沖縄まで見られるようです。
庭木としては、それほど多くは使われてないかも。庭で秋に赤く紅葉する木が植えたくて、一昨年の秋に植えました。こうして群馬の暑い地域でもキレイに紅葉してくれます。
4月の様子
オレンジ色のかわいい新芽が出てきます。となりでリキュウバイが咲いてる頃に新芽が出てくるので、葉が出てくるのは遅め。なかなか芽が出てなくてソワソワしました。
5月の様子
意外と大きめの葉っぱ。ハナミズキの葉よりも大きい葉です。厚みも結構あってしっかりしてます。暑い夏でも葉焼けせずに、いい状態のままいてくれないと、秋にキレイに紅葉してくれない。ウチの庭では、モミジやカエデとかジューンベリーの葉は、ほとんど葉焼けしてしまって秋まで残りません。でもシラキは大丈夫。なんと頼もしい。
一応花も咲きます。でもこんな感じ。コナラなどの雑木の花と似てますね。
もちろん種もできるのだと思うけど、ウチでは見たことありません。気付いてないだけ?
10月に入って、少しずつ葉が赤くなってきました。
今のところ、高さは2m50cmくらい。もうちょっと高くなって欲しいな。
一昨年の秋に地植えして、その年の冬は細い枝がほとんど枯れてしまいました。環境が急に変わって群馬の北風に吹かれたので、しょうがないですね。それから1年たって再び枝が伸びてきました。まだ全体的に細くて弱々しいのだけど、安心して見ていられます。
株立ちのもの購入しました。ネットで購入したのですが、届いてみたら10本くらいの細い幹がある株立ち状になってました。ヒョロヒョロして違和感あるけど、これくらいあると力が分散されて急に大きくなる心配が減るし、管理が楽になるかもと思ってます。小さなひこばえも出てきているので、大きくなった幹から順に切りながら更新していけばよさそうです。
なお、名前の「白木」は、木肌が白っぽいからついた名前です。
ところどころ葉がボロボロになってます。
一つは虫に食べられたから。イラガの幼虫が大好きなようで、9月の紅葉直前の葉を食べているのを見つけて退治するのが日課でした。
それから、隣のブルーのパーゴラにはドロシー・パーキンスが誘引してあるのですが、油断するとドロシーの枝が伸びてきてしまって、そのトゲで葉がビリビリに破れてしまいました。今年はドロシー・パーキンスの花を増やしたくて、ちょっと長めに枝を残して剪定したのが裏目に出てしまいました・・・今度の冬は短めに剪定しよっと。
春から庭であまり目立たない雑木ですが、秋になると突然庭の主役に躍り出ます。
ウチの庭を外から見ても、この真っ赤な葉が一番目につきます。もっと大きくなって枝葉を増やして欲しいな〜と一番思っている木。シラキと先日紹介したナツハゼで、秋の庭の雰囲気がぐっと変わりました。やっぱり紅葉する木はいいですね(^^♪