今日は暑くなる前にやっておきたい作業があったので、朝起きてすぐ開始。
それは畑の横の法面の草刈り。
ウチの横にはもともと祖父母が耕していた畑があります(今住んでいる土地も元々は祖父のもの)。畑の横にある用水路に沿った法面は、当然ウチで草刈りをしないといけません。
例年、梅雨から夏の間は雑草がすごいことになっています。
ですが、今年はなんとかキレイな状態を保とうとがんばっております。
ところで、私の草刈りの方法をまとめるとこんな感じ
1.なるべく防草シートを敷く等の方法で、手間を減らす
2.草は5cm程度残して刈る
3.刈った草はそのままにせずに全部集めて堆肥置き場へ積んでおく
1は当然として、2と3については色々な本などで言われているポイント。
雑草はマメに5cmくらいの高さにしておくと、だんだんと5cm以内の植物しか生えてこなくなり、さらに雑草の成長も遅くなるそうです。今年はこれが本当にそうなるのか試してみようと考えてます。暑い時期に続くかどうか、自分でも心配(^^ゞ
3なのですが、刈った草をそのままにしておくと、それが堆肥化して土が肥えてきます。すると雑草が早く育つし、より大きな雑草が生えてくるようになります。手間はかかるけど、マメに刈った草を取り除くようにした方がいいらしい。
ここでは、ユキヤナギとサルビア・ガラニチカ(メドーセージ)を植えてます。
何か植えればその分雑草が減るのですが、あまり植えると草刈りのジャマになるので、今はこのくらいで落ち着いています。
雑草の中でキレイに咲いていたピンクの花。
見た目からすぐにアカバナ科だということは分かるので、調べてみたらユウゲショウという植物でした。南米原産の帰化植物で、日本全国で野生化しているみたい。
控えめな植物だし、ここだけ刈らずに残しておくことにしました。
さて、草刈りが終わったら庭に戻って色々と作業。
特に花が終わったドロシー・パーキンスの花がら切り。これが結構大変で、花がら切りと切った枝をゴミ袋へ入れるのが終わったらほとんどお昼近くでした。
他にも役目を終えたフラックスを抜いたり、エンジェルヘアーを短くカットしたりと色々とやってみたら、終わったときにはゴミ袋が5袋。いやいや疲れた。
ほっとして庭の様子を見てみると、植物が元気な様子が感じられて気持ちいい。
ピンクのエキナセアがだいぶ開きました。みんなピンクだけど実は3つの品種が混じってます。色や草丈がみんな違って面白い。
ブルーのアガパンサスはあとちょっとで開きそうです。
ラベンダー・グロッソはもう咲きそう。香りはもう漂っていて、この周辺は常にハチが飛んでいます。左のピンクの花はミソハギ。
ミソハギは乾燥に弱くて、あまりウチの庭では増えないのですが、この株は元気。
このはっきりしたピンクの花が大きく咲くのってなかなかないので、結構なインパクトがあります。
ハーブの花壇では、こぼれ種から増えたアニスヒソップ(アガスターシェ・フォニクラム)がいっぱい。
これもミントのさわやかな香りで、ハチが大好きな花。
あちこちから芽が出てくるので、かなり抜いています。ちょっと違う花色のアガスターシェも見てみたくて今年植えてみたのですが、そちらはまだ咲いてない。
無事に冬越ししたパープルファウンテングラスも、すでに穂をたくさん出していい感じになってます。紫の花はキキョウ。左下に、まだ小さいグリーンのペニセタムも見えます。手前のこんもりした緑の株はホトトギス。だいぶ巨大化してしまった。
庭の植物たちを見ていて「キレイだな~」と思いました。
ウチの庭は、やっぱりバラが終わった後が本番なんだな、と思います。地味だけど。
それから、最近購入して今日庭に植えた植物をひとつ。
真ん中の細い葉の雑草みたいな植物。カラマグロスティス・ブラキトリカ(Calamagrostis brachytricha)。和名はノガリヤス(野刈安)。全国の山地に自生するイネ科の植物。萌木の村のナチュラルガーデンでたくさん使われていました。以前から気に入っていたのですが、今回乙庭で購入しました。
耐寒性には問題ないと思うので、無事に育ってくれるのならパープルファウンテングラスのかわりにこちらを育ててもいいかな、と思っています。とりあえず今年育ててみて様子を見ます。
明日からまた1週間。梅雨空は続きそうです。