赤城自然園へ行ってきました | ぐんまの庭を目指して

ぐんまの庭を目指して

群馬県の平野部に住む家でガーデニングをしています。イングリッシュガーデンでもなく、和風の庭でもない、「ぐんまの庭」「我が家の庭」を目指して、試行錯誤中。
使用カメラ:Pentax K-3II

今日は夫婦+子供二人+両親の6人で、赤城自然園へお出かけ。
私の大好きな場所の一つ。

赤城自然園のブログはこちら





たくさんの植物を自然に近い雰囲気で楽しめるように、保護管理している場所。
たくさんの人でにぎわっていました。




春をむかえて、たくさんの植物が芽を出し、花を咲かせていました。
全部紹介すると、かなりの量になってしまうので、強く印象に残ったものだけ紹介します。

植物の前に、最初に私たちを出迎えてくれたカナヘビ。
結構大きくて驚きました。この後帰るまでに4匹ほどカナヘビに遭遇しました。
ほんと、いつかウチの庭でも出てくるようになってほしい。こうした生き物がいる場所って好き。




一番の見どころは、ヤマシャクヤクの群生。
本当にあちこちで見かけました。美しい花。


キンポウゲ科の宿根草。日本原産。
植物のカタログなどで見かけるけど、実際に見たのは初めて。
木陰で目立つ大きくて白い花は、ほんとうに美しいと思いました。欲しくなった。

確かにシャクヤクに似ているけど、やっぱり全体から漂う雰囲気はシャクヤクとちょっと違う。

林の中のあちこちで見かけたけど、一番たくさん群生させていた場所は見事。




太陽に向かって大きく花を広げた数百のヤマシャクヤク。素敵な景色です。
これを見ただけでも、行ってよかったと思います。




どの株も、茎のてっぺんに一つだけ花を咲かせていました。そういうもの?
クリスマスローズみたいに、株立になってたくさんの花をつけるわけじゃなさそう。
もし庭で育てるとすると、どこで使うかを考えるとその辺が難しそう。
下手すると、せっかくの花が全然目立たない、みたいなことになりかねない。
一度根付いてくれれば、結構丈夫そうな感じもしました。そうじゃないと、あんなに群生させられないし。

とまぁ、庭に植えたときのことを想像したりしながら、花を眺めていました。
ウチももっと木陰を増やして、林の中みたいな雰囲気を作れたらなぁ。

もう一つ印象に残った植物はイカリソウ。




大株に育ったイカリソウがたくさんありました。
こちらも丈夫そうな植物。ギボウシとイカリソウで日陰の場所を作ろうと、本気で思いました。
すでにギボウシはウチで育っているので、今年はイカリソウを植えよう。うん。
これはいいですよ。

カタクリがちょっとだけ咲いていました。ほとんどは花が終わっていました。
これもかわいい花ですね。




そして、ある意味、一番印象に残ったのはこちら。




池の写真なんですが、印象に残ったのは写真に写っていないもの。
この池の周りで、冬眠から目覚めたカエルたちが、たくさん鳴いていました。
それが、いわゆる「ゲコゲコ」鳴いてるカエルっぽい声じゃなくて、なんというか「コロコロコロ・・・」といった、きれいな声。
この場所で妻と二人でしばらくの間、その声に聞き惚れていました。癒される~
赤城自然園にあるいくつかの池の周辺では、いつもこのカエルの声が聞こえていました。
残念ながら、カエル本人の姿は見つけることができなかったけど。

ほかにも、本当にたくさんの植物を見ながら、家族で林の中を散歩してきました。
楽しかった。

息子二人は、植物にあまり興味ないかもしれないけど、走り回ってそれなりに楽しんだよう。




もう何度も足を運びましたが、春のこの時期に行ったのは初めて。
だいたい季節ごとに様子を見に行くのを楽しみにしています。今度は夏かな?
また行こう。