うつ病などの休業者の職場復帰に関する助成金 | 山と自然をこよなく愛する社労士 野崎のつぶやき

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うつ病や事故などによる障害で休職した人の職場復帰を支援するため、厚生労働省が新たな助成金制度を設けることとなりました。名称は「障害者職場復帰助成金」です。
働く人が病気や事故などで障害者になったり、うつ病で3ヶ月以上休職した場合であり、職場復帰のための業務や環境整備を行なう場合に支給されます。
うつ病の場合はさらに、全国の地域障害者職業センターや医療機関による相談などの復職支援を受けることも、条件となっております。

 助成金は復職から6ヶ月間雇用が継続した場合、一人あたり35万円(大企業は25万円)支給、さらに六ヶ月後に同額と最大で70万円が支給されることになります。

 企業にとってうつ病対策は、もはや必須の時代となりました。安衛法改正もあり、本年12月から一定以上の事業所はメンタルチェックが義務化されます。

 より効果の高いメンタルチェック、そして休業、復職支援プログラムの策定は、大企業のみならず、中小企業にとってももはや常識です。

 こういった労務リスク対策に早く手を付けるか付けないかで、企業の品格が問われる時代です。