皆さんに日々感謝しております。

いつもありがとうございます。

日付も変わり、もう2月ですね。
先日年が明けたばかりだと思っていたのに、
月日の経つのがとても早く感じます。

最近は、とてもやりたいことが多く、
しかしながら思うように進まず、
落ち込む毎日が続いております。

一緒に勉強している仲間は、
非常に努力し、着実に前進しているのに
自分はどんどん取り残されていく気がします。

ただ、焦る気持ちの反面、
すごく勇気や元気をもらい、
もっともっと頑張ろうと思います!

多くの仲間に出会い、
新しい知識や考えを教わり、
毎日が新鮮で、充実しています。

本日も、仲間のブログから教えてもらった動画にすごく共感し、
感動したので、是非皆さんにも紹介したいと思いました。



この動画に出てくる

『人は足りないから 助け合える』

『どーせむり だったらこうしてみたら』

すごくすごく考えさせられます…
是非皆さんも共感してもらえたらと思います!



他にも、
私のメンターや仲間に教えていただいた本があります。

『二千年経ってもいい話』 斎藤一人

この中の一文にこんな話がありました。

会社で、主任が一番下だとしたら、
主任になる為の努力をいっぱいするんだよ。
たかだか主任になる為にこんな努力したヤツ、
見たことないっていうぐらい、するんだよ。

そうすると、主任になるんだよ。
で、ここから先なんだよ。

うまくいったら、さらにその上を目指しちゃいけないんだよ。
竹の子も、人間も、
下から伸びてくるんだから

そうしたら、ふつうは、必ず上を目指すんだよ、人って。
でも上を目指しちゃいけないんだよ。

いいかい。
自分が主任になったら、
主任にもなれない人がいるんだよ、下に。
その人にやり方を教えるんだよ。

そのうち、説明しているうちに、うまくなってくると。
説明できるんだよ、自分の考えが。

人間って、こう。ま、ピラミッドだと思いな。
自分が三角の頭だとすると、下ができるんだよ。
そうすると、下から一段上がるんだよ、
それをやってると。

そうすると、また一段上がって、
自分にあった人がまた出てくる。

竹の子でもなんでも、
下から伸びてくるんだよ。
わかるかい?
自然界のものって、下から伸びてくるんだよ。

それを上ばっかし見てるんだよ。
だから転ぶんだよ。
下見て歩け、っていうんだよ。

夢は小さく、努力はデカく。

それで、うまくいったら、
そのことを惜しみなく下に教えるの。

そうすると、なぜか上行っちゃうんだよ、もう一個。

そしたら、またそうなったやり方を教えるの。
そうすっと、また上に行っちゃう。

だから競争もなにもいらないんだよ。


これを読んで、なるほど~って
すごく心に染み入りました。

自分も、介護福祉士合格したら、
これから介護福祉士目指す人の為に努力しようって思いました。


それでは前置きが長くなってしまいましたが、
解説問題にいきたいと思います。

<問題>

ラポール形成の初期段階のかかわりとして
最も適切なものを1つ選びなさい。

*********************************************
1 利用者の感情に関心を持つ
2 利用者の家庭環境を詳しく聞く
3 介護福祉職が詳しく自己紹介をする
4 黙って聴くことに徹する
5 「なぜ」で始まる質問を繰り返す
*********************************************






*********************************************
答え:1
*********************************************

ラポールというのは信頼関係のことですね。

信頼関係の構築のために必要なものを
選べという問題になります。

1…利用者の感情に関心を持つ。

いいですね。

ため息ついたり、
ふさぎ込んでる利用者さんがいたとして、
どうしたんですか?とか、
何か困った事でもあるんですか?と聴きますよね。

その関心が利用者さんとの信頼関係を深めますよね~

ため息ついてもまるで無視されちゃったら
ちょっと寂しいですよね(笑)

2…利用者の家庭環境を詳しく聞く

これは尋問になっちゃいますね。

相手が話し好きで自ら話してくれるなら
じっくり聞くのもいいかもしれませんが、
こちらから根掘り葉掘り聞くというのは
あまり良いものではないかもしれません。

話したくない事情もあるかもしれませんしね。

3…介護福祉職が詳しく自己紹介する

関心のない相手の詳しい自己紹介ほど
苦痛なものはありません(笑)

興味をもった相手の話は聴きたいですが、
いきなりこれをやっちゃうと嫌われます。

まず相手の話を聞く姿勢が大事ですね。

4…黙って聴くことに徹する

信頼関係というのは一方通行だと
成り立ちません。

相手の話を聴くことは大切ですが、
うなずいたり相づちを打ったりと
共感の姿勢を示すことが大切です。

じゃなきゃ相手に伝わりませんもんね。

5…「なぜ」で始まる質問を繰り返す

なぜああしたの?なぜこうしたの?
なぜなの?ねぇなぜ?なぜ?…なんて、
夫婦の尋問じゃあるまいし(笑)

ツラいです。

責められてるように感じちゃいます。

よって、この問題では最も適しているのは
1の「利用者の感情に関心を持つ」になるかと
思います。

実際の現場でも、信頼関係はとても大事です。
利用者さんと信頼関係の出来ていない職員には
当然ですが、心を開いてくれません。

これは直近の記憶をすぐ忘れてしまう認知症の方でも同じです。
すぐ忘れてしまうのだからといって、
利用者さんへの対応もいい加減になる職員がいます。

すると不思議なことに、
親身になって聞いてくれる職員との信頼関係は深まり、
いい加減な対応をする職員にはあまり近寄らなくなります。

認知症は、細かい記憶は忘れてしまいますが、
感情面の記憶は、意外と残りますので、注意してくださいね!

ちなみに知識対策ではラポールと
セットで押さえるのはアドボカシーです。

これは利用者ニーズの代弁、つまりは
利用者の権利擁護ということになります。

またセカンドオピニオンというのもあります。

これは直訳すれば「2番目の意見」ということに
なります。

ある一人の意見だけで治療方針や介護方針を
決定するのではなく、いろんなひとの専門的、
または客観的意見を取り入れようというのが
セカンドオピニオンになります。

あとはインフォームドコンセント。

これは治療方針や介護方針などの意図や
具体的方法などを専門家から説明を受け、
利用者や家族自身が納得、同意したうえで
その方向で進めて行くというやり方のこと
になります。

専門家が言うならそれでいいと丸投げする
のではなく、自分も参加するということですね。

解説は以上です。

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Jさんのブログ


本日も、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


■今日のインデックスカードまとめ

表:
****************************
ラポール
****************************
裏:
****************************
信頼関係
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表:
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アドボカシー
****************************
裏:
****************************
利用者ニーズの代弁
(権利擁護)
****************************

表:
****************************
セカンドオピニオン
****************************
裏:
****************************
2番目の意見(複数意見→考慮)
****************************

表:
****************************
インフォームドコンセント
****************************
裏:
****************************
説明→同意→方針決定(専門家→利用者)
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