ラジオで新曲を聞いていた。
中学校の頃である。
RCの「スローバラード」やボウイの「ジーン・ジニー」のCM。
真っ暗な部屋、ラジオカセットからイヤホンで聞いていた。
「AMO東北ヒットパレード」というのを日曜深夜0時から聞いていた。
「東芝ヒットパレード」というのは月曜の夜7時からだったような気がする。
AMOではカーペンターズやアバやミッシェル・ポルナレフの新曲を聞いた。
東芝ヒットパレードではグランドファンクやT・レックス、エルトン・ジョン、
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、
スリー・ドッグ・ナイト、CCR、ベンチャーズ、エレクトリック・ライト・オーケストラ、
スージー・クアトロやスティーブ・ミラー・バンドなんかの新曲を聞いた。
ツェッペリンやディープ・パープルなんかを知ったのは高校になってからである。
クイーンやエアロスミスは友達の荒谷恭司からレコードを借りて知った。
荒谷には「エレキギターというものは俺たちにでも弾けるものなのだ」ということも教わった。
小学一年の音楽の時間に吹かされたハーモニカで「楽器と俺の間には越えがたい壁しかない」と叩き込また俺にはちょっとした出来事だった。
持つべきものは友達なのだった。
でも当時の俺には友達はただの友達だった。
空気のような存在だったのだ。
というふうに、俺とロックの間にはラジオと友達しかなかった。
関連リンク
ジョーディー Geordie / All Because of You 君にすべてを (EOR-10476) : 東芝ヒットヒットパレード