YouTubeの人間 | 愛と平和の弾薬庫

愛と平和の弾薬庫

心に弾丸を。腹の底に地雷原を。
目には笑みを。
刺激より愛を。
平穏より平和を。
音源⇨ https://eggs.mu/artist/roughblue

●「GREAT」


愛と平和の弾薬庫-Grat Ningen


1 Honey Baby Honey

2 Thin Dog Blues

3 Connie Island Baby

4 Wild Child

5 Pretty Beat Up

6 Moon Walker

7 Planet Song

8 からかわないで

9 Living In The Dark

10 Lost Angel

[Credits]
all songs are written & played by
-NINGEN-
SHO-ICHI vocal & guitar
SHIBUYA guitar
RYO bass
ABEMA drums
-guests-
Sato-san engineering, 12strings guitar on 5
Ohno Chorus on 4
Izumi ryos: Yoneki, Tateoka, Furubayashi, Shinya, Sugai voices on 3
HIROSHI KATO illustration

Recording: ITOON B/2 Studio, Sendai, 1987


セカンドとなった「たったひとつのうた」では、ベーシストが流動的、キーボード、管楽器、弦楽器等、4人以外の楽器参加も多々あった、さらには録音時期がかなりバラバラ、そういうことを考えると、この「GREAT」こそがやはり、渋谷圭が全能力を注ぎ込んで仕上げた、「伝説のバンド/人間の最初にして最後の本格的な記録」と言っていい。
Vocalのショーイチは、のちの活動を知った耳には「まだまだ青く」はある。がしかしこれはこれで、マッドマンでのショーイチとはまったく違う「生々しさ」をたたえていて恐ろしくさえ感じられる。
渋谷圭が目をつけて引っ張ってきたという「先輩リズム隊」は、この盤において、他にも数多(あまた)いたであろう先輩方ではなくなぜアベマと了くんでなければならなかったのか、そのへんの理由を見せつけている。
さすがに渋谷圭が少々無理して引っ張ってきたリズム隊、その完璧な技量、ひたむきさ、底力、一曲一曲の中で迸るほどである。
そしてもちろん渋谷圭本人。一曲一曲を盛り上げるためならギターの2本や3本軽がる担いでスタジオ入りする男。「曲の性格」を見極め、執拗なまでに押し込められるそのフレーズフレーズには一分の隙もなく、無駄もない。

弾くことで弾かない(→弾いていることを感じさせない→耳を歌に導く、リズム隊の働きを強調する)、弾かないことで弾いている(→わざと隙を作る→音の輪郭をハッキリさせる)、そんなギター。
渋谷圭、曲を形作るために生まれてきた、まさにギター仙人である。


●「たったひとつのうた」


愛と平和の弾薬庫-たったひとつのうた

1 風の街から

2 まっさかさま

3 Day By Day

4 雨の女

5 Back In The Night

6 夢嵐

7 あいたい

8 朝早く君を呼ぶ

9 イミテーション

10 Goodbye Baby

11 Monkey

12 カーテン

13 おてあげ

14 大寒町

15 ガラクタ

 16 Bad Boy

Credits

NINGEN

佐々木彰一 vocal & guitar,saxophone
渋谷 圭 guitar,vocal
渡辺 了 bass
阿部昌彦 drums

engineering & mixing 相沢 仁
Recording: ITOON B/2 Studio, from March ’89 to febuary ’90

songs were written by
1,3,4,5,6,7,8,9,10,12 佐々木彰一
2,13 佐々木彰一 & 渋谷圭
11 Dr.Feelgood
14 鈴木博文
16 Carl Perkins(日本語詩 佐々木彰一)

Cover design 荒川恵理

Thanks to join

木村益久 bass on 8
戸田武彦 sax on 7,8
レスター小田原 banjo on 10, pedal steel guitar on 3
山本晃史 bass on 4,12
高橋秀基 konnga on 4
奥澤‘cindy’麻子 violin on 7
泉沢みゆき trumpet on 13
荒川恵理 bass
川村真紀、佐藤修一、佐藤明子、泉沢紀康 voices on 10