つくづく金が好きなんだなあみんな、と思い知らされた一年の終わり、
さっきまで清志郎の「KING」を聞いてて、今はSoul Flowerのマキシシングル
「ルーシーのこどもたち」を聞いてます。はあ、きたかさっさー!(秋田音頭だ!)
次はミシシッピーガッデムだぞ。うつみようこだ。
11月に出た中川敬のソロで聴いた「女はつらいよ」があんまり素晴らしいので
二階堂和美のオリジナルの「女はつらいよ」をYouTubeで聞いたら中川がぶっ飛んだ。
中川敬が「ファンです」と公言してはばからないのが納得できる。
さて、来年は原発がどんどん再稼働していくのでしょう。
なぜならみんなお金が大好きだから。それ以上に好きなものがないから。
将来を生きる人たちや、いや、それどころか福島の人たちにさえ思いは到らず、
ただ大好きなお金をくれそうなやつらを国の仕切り役に選ぶ。
ああ、「KING」のジャケットの清志郎の顔のすっきりしてることよ。
ああ、「秋田音頭」のJIGENの声の清々しいことよ。
それにしてもソウル・フラワー・ユニオンの活動は東北のメディアにはまったく乗らないのね。
及川の「ロックンロ-ル黄金時代」(Date FM)だけじゃねえか。
ひでえ世の中なのだ。
でもそんなおかげで中川も桃梨も好き勝手に慰問ライブを続けていられるのかもしれない。
そうだ、別に俺たちにはラジオもテレビも必要ないのだ。必要はないのだ。
んなもななくてもやるやつぁやるし、それは伝わってくるし、楽しもうと思えば楽しめるのだ。
でもなあ、Soul Flowerや桃梨のCDはちゃんと売れて欲しいよなあ。
まあ、キューンレコードが存続できてるってことはそれなりに売れてるからなんだろうから、
俺が気にする必要なんてないんだろうけどさあ、
なんか、東北の人間としては申し訳ないような気分なのだ。
仮設住宅にお住まいの皆さま、自宅を再建の時にはどうか、
神棚に彼らのCD、できればSoul Flower Union一枚、中川のソロ一枚、
桃梨のを一枚、せめてそれぐらいは置いていただきたい!
しっかし、来年はマジでどんどん原発再稼動なんだろうなあ。
で、また参議院選挙でもあの「おれたちにお金をくれそうな人たち」が勝つんだろうなあ。
なんでや。