3回連続でタロのことを書いてるうちに錯覚が頭の中でどんどん広がっている。タロが今もここにいるみたい。息遣いを感じる。躍動を感じる。こういう状態がいいのかわるいのか、わからない。書きたいから書いてる、で果たしていいのか。わからないから書き続けるんだろう、と思うだけだ。
というわけで今日も書き始めるんだが、ボロ屋での思い出でしっかり情景が思い出せることはもう書いてしまった。え、これっぽっち? そうなんです。これっぽっち。後はと言えば、
◎まだ三人(ふたりと1ニャン)で暮らしてた頃、XmasにGIG仲間を我が家に集結させてパーティをした時、無邪気になりすぎたスージー&バンシーズもどきのバンドのベーシスト(でリーダー)のM氏に、タロは投げられてしまった!でも全然大丈夫だった。
◎榴ヶ岡公園という桜の名所にカゴに入れて連れてったら、ガキどもに、ヒモでつながれてるのを珍しがられた。
◎とんでもなく晴れ渡った夏の日に、今度は近所の公園に連れてったら、あまりの日差しの強烈さに、なんせ真っ黒なもんだから日差しを100&集めてしまって、ゼーゼーゼーゼー、あやうく脱水症状を起こしそうになった。
と、これぐらいなのだ。
自分(イズミサワ)のことでは、しょーもないこと、かなりショーゲキだったこと、様々あったのに、そこにはタロの顔は出てこない。まったくといっていいぐらい。
20代後半、俺もそれなりに自分のことで手一杯だったのだ。タロに微笑みかけるなんて余裕はまったくなし、だったのだろう。
しょうがないやね。
さて、次回はそろそろほんとに引っ越します。たぶん。
へん!ほっとけ!