伴侶はいつも「ロックンローラーはやせてなきゃ」と言っていて、俺は別にそれほどそこんところにこだわったりしてないんだが、NHKの「SONGS」で見た沢田研二には実にそう思ってしまった。ダメだ!見るのが辛い!キツイ!やはり無様だ!昔とすっかり同じアクションを再現するコロコロジュリー、100%ギャグだ!
というわけで少々何かを(何をだ!?)期待して録画、拝見した沢田研二は約2曲の新曲は素晴らしい!かも知れない!というぐらいのものだったんだけど、そのバックバンドに驚いた。
この写真はそんなに太って見えないね。もちろん、「君だけに愛を」を歌ってるところです。
↓バック、その1。
ex.The Roosters(z)。なにやら目がうつろ。
↓バック、その2。
ex.ジャコウネコ。陶酔(かつ統帥)している。
このバックバンドにはもうひとり、リードギターを弾きまくるギタリストがいて、下山淳はひたすらセカンドギターに徹していて、どこか侘しい風情だったが、Graceはハードへヴィーパンクだったジャコウネコ(カルメン・マキの「私は風」もカバーしていた女3人のバンド)時代とまったく変わらないド派手なプレーでバンド全体を(ある意味必要以上に)引っ張っていた。ほとんど「Grace Band」。
沢田研二、還暦を記念して(?)近々東京ドームでやると言う。
Graceはこの番組で見たままに、下山淳のギターも空間が広ければ広いほど威力を発揮するはず。
「あの人は今」的な存在として俺の目に飛び込んできた二人だったけれど、東京ドームでその存在感をふたたび見事に解き放つことでありましょう。
コロコロジュリー、果報者です。