ラジオの話ってのはほとんど聞き流し状態なので、端緒を聞き逃しやすくて、どこの国でやり始めたことなのかは聞き逃してしまったのだけれど、ニュース番組は悪いことといいことの半々で構成しなさいと議会で決定した国があるんだって。
おお!やっとそこに気づいたか!そこだよ、そこ!
と思った。
なにしろ日本の、というか世界的に悪いニュースばかりが多くて、そっちに重大性みたいなのが感じられるからどうしてもそうなっちまうんだろうが、テレビのニュースは特にだと思うんだが、気が滅入るようなのばっかりで、そこに前のめりで突っ込んでいくようなキャスターばっかりで、とてもまともな神経じゃ見てらんないし、メシ時になんて「勘弁してよ」って感じ、の俺。
いくら重大で、知っておかなくちゃいけない度が高くても、そんなんばかりじゃねえ、人間滅入っちゃって、なんだかどうしようもなくなっちゃって、その上、そうかその手があったぜってな感じを無意識に受けちゃうような精神の弱い、もしくは弱っちゃってる人たちをテレビの前にどんどん発生させちゃって、悪いことばっか、いいことつったらスポーツニュースぐらいってなテレビのニュース番組は、実は、俺は、いえ、私は、百害あって一利なし!だと思っておりまして、妻ともそんな部分では意見の一致を見ておる今日この頃、いえ、ここ数年なのであります。
だって、百匹のサル、とか言うでしょう。というか、そんな話(事実?)もあるぐらいで、連鎖反応っつーのはやっぱりあると思うんですね。
ただでさえ、まともな就職先の少ない昨今、それはすなわちまともな人間生活を送れずにいて、いやいや生きてるような社会人を大量発生させているこの国です。そんなところに、こんな事もありましたぜ~おにいさんおねえさんおっさんおばちゃんね~どううですぅ、みたいな感じで流されるのはとにかく殺したの騙したのふんぞり返ってるのみたいなニュースばかり、これではやはり、なかなかうまくは回らないと思うのだけど、どうでしょう。
そこに無理にでも明るいニュースをぶっこむ!
あの政治家のやったことはとんでもないが、まあそこは新聞に任せるとして、もしくは適宜に選択視聴できる真昼間や真夜中の番組にお任せする。そしてホニャラカ町のコージ君がこんなことしちゃったぜ!の話題をぶっこむ!
いいことの連鎖を、
なんだこの馬鹿みたいにフヤケタ明るいニュースはあ!?みたいに受け取られつつも、
とにかく作り出す!
イエ~イ!乗ってるか~い!みたいなバカなリズムを刻むッ!
百匹の明るいサルを!