私立小編入試験の超基礎知識(2) | 中間管理職ワーキングマザーのバランスシート

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前回からの続きです。

 

 

 

定員割れでも全入ではない

 

 

中には定員割れしている学校もありますが、だからと言って全入にはしないのが私立小学校です。

学校の定める基準に達しない場合には、たとえ定員を満たしていない状態でも合格は出さないようですので、油断は禁物。

この場合の基準とは、お子さん本人の学力だけの話ではありません。

元々いらっしゃる生徒さん方やご家庭と調和し、転入後うまく馴染めそうかどうかは大事なポイントとしてよく見られている学校が多いようです。

編入試験では、最初にコンタクトを取った時点から選考はスタートしており、様々な角度から多角的にチェックされている…くらいの心づもりで臨むと良いのではないかと思われます。

 

 

 

私立小→私立小の編入はできない

 

 

姉妹校など特別に提携をしている場合や、転居による転校を除いて、基本的には私立小から別の私立小へ直接転校することはできません。

いざ私立小に入ってみて合わなかった場合、すぐに別の私立小へ移るということはできません。

いったん公立小へ転校し、それから別の私立小の編入試験を受けることになります。

ですので余計に、志望校は慎重に検討する必要があります。

 

 

 

試験科目

 

 

編入試験の試験内容は学校によってマチマチ。

たいがい国語・算数・面接はマストで、作文や英語や体育や音楽の試験を課す学校もあります。

 

試験の内容も難易度も学校ごとに大きく異なります。

公立小学校の一般的な学習内容を超える進度/深度の私立小学校も多いので、編入後その授業についていけるだけの学力があるかどうかが試験されます。

そのため同じ小学校だったら低学年のうちの方がまだ公立小学校とのギャップが少なく、学科試験のハードルは低くなる傾向があります。

 

学校によっては、答えが合ってさえいれば良いわけではなく、文字の丁寧さなども見られている可能性があります。

逆に、学科試験はさほど難しくない学校もあります。

試験内容・採点基準にも各校の教育内容が反映されていますので、志望校が教育活動の中で何を重視しているかをよく見定めて、準備すると良いでしょう。

 

 

 

願書・面接

 

 

願書と面接は、編入試験用の情報というのが世の中にほとんど出回っていないので、対策が難しいと思ます。

私自身は、小学校受験の本などを読んで研究しました。

例えばこのような本です。似たような書籍を何冊か買って参考にしました。

 

 

 

また志望校に関しては、ホームページを隅々まで読み込むのは当然として、志望校が紹介されている雑誌の記事やインタビュー記事なども探し、できるかぎり読むようにしました。

創立者の伝記や、志望校の宗教に関しても書籍を読んで勉強しました。

志望校が推薦図書として挙げている本も読みました。

これらは学校研究をする上で非常に有効だったと思います。

 

編入試験の場合、学校見学をさせていただける機会はあるかもしれませんが、学校説明会のようなものはない場合が多いと思います。

自分から積極的に学校のことを学び理解する努力はした方が良いと思われます。

 

我が家が受けたのは名門校でも有名校でもない私立小なので、特に塾などには通わず、上記のような家庭内での試験準備だけでなんとか対応することができました。

子どもの方も、当時別室登校をしていた関係で担当のスクールカウンセラーさんが面接の練習を少ししてくださいましたので、当日は落ち着いて受け答えすることができました。

 

しかし人気のある名門校や有名校の場合、募集が出るのを待って、ずっと編入専門の塾に通って準備しているようなお子さんも受験されます。

学校によってはそういうお子さんやご家庭と競う可能性もあるということを念頭において、もし家庭内だけでは不安なようでしたら、必要に応じて外部の力も利用されると良いかもしれません。

 

 

 

 

 

…もう少し続きます。

 

 

 

 

 

 

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