ロマンスカーミュージアム ①の続きです。
『ロマンスカーギャラリー』内のセンターに鎮座しているのが『NSE(3100形)』です
この車両は先頭車2両と中間車1両が展示されており
こちらはホームベース型ヘッドマークの初期型
反対側の先頭車はヘッドマークが長方形の字幕式になった後期型です
まるでかつてのアメ車のような『NSE車』の先頭車
この美しいライト周り造形美
自分は昔1度だけこの展望席の最前列に乗って箱根湯本まで行った事があります
展望席の2階にある運転室も『NSE車』の特徴です
その運転席には脱着式のハシゴで登り降りすると言うのがスゴイ
車内を見るとドア付近にはデッキが無くいきなり座席になっています
展望席の方を見ると運転席のある部分だけ天井が低くなっているのが解ります
『NSE車』の隣に停まっているこちらは『SE(3000形)』
1957年登場時の姿に復元された車両です
『新幹線』登場前なのにこの『SE車』の流線形は当時は画期的だったそうです
この『SE車』も『NSE車』同様先頭車2両と中間車1両が展示されており
こちらの反対側の先頭車は『御殿場線』乗り入れの為に改造された『SE車』の最終的な姿
自分もこの『SE車』は当時良く見た馴染みの姿で『NSE車』登場後は『SSE車』と呼ばれていました
『SE車』の改造前(右)と改造後(左)は車体の塗り分けの違いが解ります
『SE車』のドアの上部は丸型になっております
『NSE車』同様にドア部にデッキは無く連結部幌の前後はすぐ座席となっており
徹底的な軽量化が伺えます
連結部のドアも無いので先頭車まで見通せて開放的な車内
やっぱ『NSE車』と『SE車』は偉大な『ロマンスカー』です・・・続く