こんにちは。
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
前回の続きです。(前の記事はこちら↓)
私はSnow Manのファンでも、TXTのファンでもありません。
では、何故この件について書こうと思ったかというと…
なんだか気になったから
曖昧な理由ですみません
なんだか気になるし、一部世間の反応みたいなものにもやっとしたりして、
それを自分で整理したくて、書いてみることにしました。
気になった理由その一としては、
『THE MUSIC DAY 2024』を見ていたからだと思います。
といっても、8時間という長丁場の番組。
私が見ていたのは、XGの『WOKE UP』と『SHOOTING STAR』のパフォーマンスとその前後くらいなのですが
さんざん、日本の地上波の歌番組にとうとうXGが登場!と興奮していたくせに、
感想などを全然書いていなくて、すみません
感想を書こうと思っても、「よかった!」「XGすごい!」「最高!」くらいしか言葉が出てこない気がします
まあ、ファンなんてそんなものですよね
XGのパフォーマンスは『MUSIC DAY』でも最高でしたが、スタイリングが強すぎて
ジュリンちゃんやチサちゃんがピエロみたいになってました
もう面白いくらいです 素はあんなにきれいな子たちなのに。
で、ベテルギウスの話に戻すと、あのチラ見していた番組でそんな出来事が と気になったのです。
おりしも、渡辺さん主演の『青島くんはいじわる』は観てみようかな、と思っていたし。
ヒュニンカイくんについてはですね、
TXTもグループ名くらいしか知らなかったですし、何人グループなの?というレベルでしたが、
ヒュニンカイくんだけは知っていました。
何故なら、Kep1erのバヒエちゃんのお兄さんだから
(でも、顔は知らなかったです)
そんな訳で、この騒ぎが気になってしまったので、Tverで実際の映像を見てみましたし、
関連記事もだいたい読んだと思います。
この騒ぎを取り扱った動画も何本か観ました。
関連記事や動画のコメント欄もさらっと見ましたが、
私が見た限りでは、コメント欄は誹謗中傷というよりは、
渡辺さんの歌などなどを分析して、自分の意見を述べているものが多い気がしました。
(Xは見ていないからかもしれませんが。勝手なイメージですが、Xは誹謗中傷が多そうですよね。)
前回も書きましたが、ピッチが不安定な原因を推測し、ボイトレなどして基礎力をもっと鍛えるべき、といった意見や、
ヒュニンカイくんが外国語の歌詞を完璧に覚えて、目を閉じて感情込めて歌っていたのに対して、
渡辺さんはモニターの歌詞を確認しながら歌っていた素振りが見えたことなどから準備不足を指摘する声など、
あとはS社に専任のボイストレーナーがいないらしいことや、
以前は競合するボーイズグループを排除してテレビの歌番組枠を独占してきたS社(旧J事務所)の仕事のやり方、
そのつけが回ってきたのでは、といった構造面に対しての意見のようなものが多かったかな。
一方で、批判的な声ばかりではなくて、ネット記事やYouTubeの動画でも、渡辺さんを擁護するものはけっこうありました。
歌の専門家の方々が詳しく解説していて、渡辺さんの声質の評価や、
それが「ベテルギウス」には合っていないため、より難易度の高いチャレンジになっていたという指摘、
渡辺さんがこだわりを持って取り組んでいたのでは、という推測など。
専門家の方々がこういう声をあげているのをみると、
やはりそこまで酷評されるべきものなのか? という違和感を持った人が多いのではないでしょうか。
私の感想も前回書いた通りなのですが、この騒ぎ全体については、渡辺さんが気の毒だなぁ、と感じています。
確かに、ヒュニンカイくんの歌唱と比べてしまえば…というのはありますが、そこまで酷かったわけではない。
なのに、日本のアイドルとか、所属事務所のS社とか、Snow Manとかを叩きたい人や面白おかしく煽りたい野次馬たちが、ここぞとばかりに叩いている、という構造は確実にある気がします。
渡辺さんを責めるのなら、他にも責められるべき人はいるだろうに、不運なスポットに渡辺さんが嵌ってしまったというか。
ただ、渡辺さんのファンの方々が叩かれることに憤っているのも見かけますが、
批判的な声を全否定するのはどうかな、とも思っています。
私はあのコラボ最高だと思った! とか、渡辺さんの歌はよかった! という個人の感想を否定するつもりはありません。
中にはファンの方々以外にも、渡辺さんの歌に感動した人だっていると思いますし、
専門家の方々が指摘するような、渡辺さんにとって色々と高難度だった、という指摘はきっと的を射ているのでしょう。
でも、地上波の番組なので、視聴者の多くは歌の専門家ではないし、
Snow Manが大人気のグループとはいえ、ファンではない人だって大勢見ていたわけです。
そういうファンを覗く一般的な視聴者の多くが、ヒュニンカイくんと比べたら見劣りがする、と感じてしまった事実は否定できないのではないでしょうか。
そして、渡辺さんのファンの方々はあまり気づいていないのではないかと思うのですが…
TXTって日本での知名度はまだまだかもですが、世界的には相当人気があるグループですよね。
たまたま、こんなニュースを見かけましたけども。
↓TXTのアルバムが2024年上半期にアメリカで最も売れたK-POPアルバムですって。
TXTのInstagramのフォロワー数は本日7/18現在、1630万ですよ
(ちなみにSnow ManのInstagram公式アカウントはフォロワー239万、渡辺さんの個人アカウントは160万です。)
日本人が思っているよりもはるかに、K-POPって世界中にファンがいるんですよね。
そして、K-POPの文化的に、ベテルギウスのコラボ動画は、違法だろうが何だろうが世界中に拡散されると思うのです。
それを見た、Snow Manも渡辺さんのことも知らない海外の人たちはどう感じるのか。
日本のTXTファンは「コラボしてくれてありがとう」と思っている方々がほとんどみたいですが、
海外のTXTファンの目にはどう映るのか、
さらに、それ以外のK-POP雑食ファンと言われる人たちも目にする可能性は高いです。
おそらく、もっと辛辣ですよね…
日本国内では、今回のことで特に大きな影響、例えば渡辺さんの人気が落ちるなんてことはないと思います。
『MUSIC DAY』を見ていない人はネット記事の内容なんて話半分にしか読まないだろうし、
見た人はそれぞれの感覚であのコラボを評価するでしょうから。
ただ、世界中に拡散されたベテルギウスの違法動画は将来的にどんな形でSnow Manに影響してくるのか、
もしくは影響しないのか。
分からないですが、そこが私は気になっています。
そういえば、ベテルギウスのパフォーマンスで、ヒュニンカイくんが被せを入れていたのではないか、という指摘があるようです。
実際のところは分かりませんが、私としては、被せが入っていたとしてもヒュニンカイくんの歌の価値が下がるわけではないし、KPOPのアーティストらしいな、と思います。
私のイメージですが、KPOPのアーティストって120%の準備をしたうえで、そのうえなお保険(=被せ)もかけるんですよね。
何故そこまでするか、といえば、常にそのクオリティを求められるし、不十分なパフォーマンスを見せれば批判にさらされるから。
それがいいか悪いかは置いておいて、K-POPとはそういう世界なんですよね、多分。
今回の騒ぎは、KPOPを甘くみたがゆえのミスなのかもしれません。テレビ局も、S社も。
日本の音楽業界もテレビも、変革期に入っていますよね。
従来型の日本のアイドルもより実力を求められる現状で、特にS社所属のグループは今までのやり方を踏襲していると足元をすくわれかねないのではないでしょうか。環境変化に加えて、逆風も吹いているので。
前回記事でも書きましたが、少し調べれば、ヒュニンカイくんがコラボで高いレベルのパフォーマンスをするだろうことは予測できたはずです。
運が悪かった面もありますが、マネジメントサイドのリサーチ不足が招いた結果のように思えてなりません。
S社は、世界中に拡散されているであろうベテルギウスの違法動画が、将来的にどんな形で影響してくると評価しているのでしょうね。
どちらにしても、甘くみないほうがいいんじゃないかなぁ、と思っています。