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勇者ロトすけ。のブログ

おはこんばんちわ、どうもロトすけ。です!
このブログではドラクエ関係の記事を書いています。

#14 『決戦!!ロトの子孫 VS 大神官ハーゴン!!!』



※前回までのあらすじ※
地獄のような洞窟を抜け、白銀の台地ロンダルキアへやって来たアレン達。
神殿のまやかしを打ち破り、3体の悪霊の神々を滅ぼし、ついにハーゴンとの決戦の時が訪れたのだった…!



ハーゴン「誰だ?私の祈りを邪魔する者は?」

ひろし(コイツか…)

ひろしペーターアラレちゃん(コイツが大神官ハーゴン!!)

ひろし「お前がハーゴンだな」

ハーゴン「いかにも。私が偉大なる神の使い、大神官ハーゴン!…ロトの子孫たちよ、ここへ何しに来た?わざわざ生贄になりに来た訳ではあるまい?」

ひろし「何しに、だと?」

アラレちゃん「決まってるじゃない!あんたを倒しにきたのよ!!ムーンブルクを滅ぼしておいて、よくもそんな口が聞けたわね!」

ハーゴン「ムーンブルク?…ああ、あの国か。確かに私が教徒達に命じて滅ぼした。見せしめってやつよ」

アラレちゃん「なんですって?」

ハーゴン「我が教団に歯向かえばどうなるか、思い知らせてやろうと思ってな。だが、逆効果だったようだ。お前達は勇敢にも私を倒すため立ち上がった。腐ってもロトの子孫という訳か。ククク…」

アラレちゃん「許さない…!あんただけは、絶対に許さないんだからっ!この命に代えても、お父様の、皆の敵を必ず討つわ!!」

ハーゴン「そうか…お前はあの時の。やはり呪いなんぞかけずに殺しておくんだったな。私も詰めが甘い」

ひろし「ハーゴン、お前は悪霊の神を召喚する為に、人間の信者達を生贄にしてるんだってな」

ハーゴン「左様。あのお方は人間の生き血を捧げねば目覚めぬからな。お前達が最後の生贄という訳だ。クックック…」

ペーター「し、質問!」

ハーゴン「なんだ?」

ペーター「あの、悪霊の神を復活させて、世界を滅ぼして…どうしたいの?」

ハーゴン「どういう意味だ?」

アラレちゃん「世界が滅べば、きっとあんたも死ぬわよ!」

ハーゴン「本望」

ひろし「何ッ!?」

ハーゴン「ルビスの創りしこの世界を破壊する…それが私の目的。あのお方―破壊の神は、ルビスすらも凌駕する存在!」

ひろし(コイツ…ルビス様に何か怨みでもあるのか…?)

ハーゴン「そしてなにより恐ろしいのは、あのお方には大義も理想もないことだ!再び眠りにつくその時まで、あらゆる次元のあらゆる生命と文明を破壊し尽くすであろうッ!!フッフッフ…フハハハハ!!」

ひろし「どうかしてる…」

ハーゴン「しかし驚いたぞ、ロトの子孫たちよ。我が計画を邪魔させぬよう、わざわざこのロンダルキアに塔を建立し、地獄の回廊を以て下界との往来を閉ざしたというのに…お前達はこの地に辿り着いてしまった。私の用意した悪霊の神々までも滅ぼしてな。流石に計算外だったぞ。まさかここまでとはな…」

ひろし「御託はいいから、さっさと決着をつけようぜ。お前が僕達に滅ぼされるか、僕達がお前に滅ぼされるか」

ハーゴン「良かろう。かかってこい。…どっちが勝っても破壊の神は目覚められるがな」

ひろし「どういう意味だ…?」

ハーゴン「クハハハハハッ!!!」


※ハーゴンはまあまあ強かったです!
こんな見た目ですが、攻撃力はギガンテスに匹敵するし、イオナズンや甘い息を吐いてくるし!
しかし、レベル上げすぎてアッサリ終わっちゃいました…(汗)



ハーゴン「破壊の神は…信者の命を食べれば食べるほど強くなっていく…。今までどれ程の人間共を生贄に捧げたか…強さに限界のないものほど恐ろしいものもなかろう…。お前達の絶望におののく姿が目に浮かぶようだ…クックック。我が破壊の神シドーよ!今ここに、生贄を捧ぐ!ぐふっ

ひろし「なんだと……?」

ペーター「ど、どうしようアレン!折角倒したのに、ハーゴンのヤツ、自分自身を生贄にしちゃったよ…!」

アラレちゃん「だ、大丈夫!ハーゴンは魔物よ!破壊神は召喚されないわ!」

ひろし「来る……ッ」

アラレちゃん「え……?」

ひろし「ハーゴンとは比べ物にならないヤツが…来る!」

アラレちゃん「だ、だって…ハーゴンは…」

ひろし「ヤツが人間だって事だろ…ッ!!」

アラレちゃん「そんな…ッ!」

※逃げ場を作らせぬように、アレン達の周りを炎が包んでいく。
神殿のあちこちが崩れ落ち、ソイツは天から降りて来た―。


「グギャアァァァア……!!!

ペーター「うぅ…み、耳が…ッ!」

ひろし「バカみたいな声出しやがって…!しかし…これは……」

アラレちゃん「ひっく……ひっく……」

ひろし「……!?プリン…?」

ペーター「う……うわあぁぁぁあ…!!もうダメだ…おしまいだぁ…!!」

ひろし「しっかりしろ、クッキー!ベジータかお前は!」

アラレちゃん「わ…私も…ダメみたい…こ…怖いの…」

ひろし「た、立て!立って戦うんだっ!!」

ペーター「うぅ……(ガクガクガクガク)」

ひろし(クッキー…プリン…。だがこれは…余りにも…)

ひろし「ふたり共!頼む、戦ってくれ!じゃなきゃ…」

ひろし(……クソ、僕も恐怖でどうにかなりそうだ…。それでも、戦わなきゃ…!戦わなきゃ、世界が滅んじまうだろうがっ!!)

ひろし「クソッ…僕は戦うぞ!たとえひとりでも!あの化物に打ち勝ってみせる!!」

ペーター「ア…レン」

ひろし「つあーーー!!!!」

ペーター(アレン…。…そうだ、ボク達は…絶望する訳にはいかないんだッ…!)

ペーター「うあぁぁぁあ!ベギラマーーッ!!」

アラレちゃん「え……?」

ひろし「な…何だ、今のは…?」

ペーター「き…効いた…!?」

ひろし「クッキー、お前はアレがベギラマに見えるか?…電撃だぞ

アラレちゃん「まさかクッキー…それってライデインじゃ…!

ペーター「ライ…デイン?」

アラレちゃん「失われた古代呪文よ!まさか、この状況で復活したっていうの…?」

…人間ドモヨ」

ひろし「なにっ!?」

アラレちゃん「しゃ…喋った…!?」

ペーター「知能があるのか…!」

「ヨクゾ我ガ覇気ヲ退ケタ…」

ひろし「覇気…?そういえば、さっきの恐怖がいつの間にか消えてたな…」

ペーター「破壊神シドー!ボク達はもうお前なんかに屈しはしないぞ!!」

アラレちゃん「ロトの子孫はあんたみないな悪者に絶対負けないわ!」

ひろし「クッキー、もう一度ライデインだ!さっきのは確かにヤツに効いた!」

ペーター「わかった!おら行けーライデイン!!」

「グアァァァァァア……!?」

※さ、ひとまず茶番は置いといて、さすがは破壊神です。とんでもなく強い!笑
物理も確かに強いんですが(スクルトで何とかなるのが幸い)、激しい炎が痛すぎる…。
クッキーなんて一発で瀕死ですからね(笑)

「我ハ破壊ノ神!全テヲ破壊スル者ナリ!!」

ひろし「何が破壊の神だ!お前みたいな迷惑な神は要らないんだよ!クッキー!ライデインを頼む!プリン、あとは僕達でさらに雷の力を上げるぞ!」

アラレちゃん「わかったわ!」

ペーター「よーし、これで終わらせるぞ!神の雷…ライデインッ!!」

アラレちゃん「えい!!」

ひろし「つあっ!!」

※ライデインと化したクッキーのベギラマにプリンがいかずちの杖の魔力を、アレンが稲妻の剣の魔力を込める!!
その破壊力は伝説の雷撃呪文ギガデインをも上回った!!

シドーをやっつけた!

※何処からともなく、美しい声が聞こえる…。


「破壊の神シドーは滅びました。これで再び平和が訪れることでしょう。私はいつまでもあなた達を見守っています…。おお、全ての命を司る神よ!私の可愛い子孫たちに光あれ!」

ひろし「今の声は……」

ペーター「さ、行こうか」

アラレちゃん「これで世界は平和になったのね」

ひろし「ああ」


※エンディングへ……!