※前回までのあらすじ※
地獄のような洞窟を抜け、白銀の台地ロンダルキアへやって来たアレン達。
神殿のまやかしを打ち破り、3体の悪霊の神々を滅ぼし、ついにハーゴンとの決戦の時が訪れたのだった…!

ハーゴン「誰だ?私の祈りを邪魔する者は?」





ハーゴン「いかにも。私が偉大なる神の使い、大神官ハーゴン!…ロトの子孫たちよ、ここへ何しに来た?わざわざ生贄になりに来た訳ではあるまい?」


ハーゴン「ムーンブルク?…ああ、あの国か。確かに私が教徒達に命じて滅ぼした。見せしめってやつよ」

ハーゴン「我が教団に歯向かえばどうなるか、思い知らせてやろうと思ってな。だが、逆効果だったようだ。お前達は勇敢にも私を倒すため立ち上がった。腐ってもロトの子孫という訳か。ククク…」

ハーゴン「そうか…お前はあの時の。やはり呪いなんぞかけずに殺しておくんだったな。私も詰めが甘い」

ハーゴン「左様。あのお方は人間の生き血を捧げねば目覚めぬからな。お前達が最後の生贄という訳だ。クックック…」

ハーゴン「なんだ?」

ハーゴン「どういう意味だ?」

ハーゴン「本望」

ハーゴン「ルビスの創りしこの世界を破壊する…それが私の目的。あのお方―破壊の神は、ルビスすらも凌駕する存在!」

ハーゴン「そしてなにより恐ろしいのは、あのお方には大義も理想もないことだ!再び眠りにつくその時まで、あらゆる次元のあらゆる生命と文明を破壊し尽くすであろうッ!!フッフッフ…フハハハハ!!」

ハーゴン「しかし驚いたぞ、ロトの子孫たちよ。我が計画を邪魔させぬよう、わざわざこのロンダルキアに塔を建立し、地獄の回廊を以て下界との往来を閉ざしたというのに…お前達はこの地に辿り着いてしまった。私の用意した悪霊の神々までも滅ぼしてな。流石に計算外だったぞ。まさかここまでとはな…」

ハーゴン「良かろう。かかってこい。…どっちが勝っても破壊の神は目覚められるがな」

ハーゴン「クハハハハハッ!!!」

※ハーゴンはまあまあ強かったです!
こんな見た目ですが、攻撃力はギガンテスに匹敵するし、イオナズンや甘い息を吐いてくるし!
しかし、レベル上げすぎてアッサリ終わっちゃいました…(汗)

ハーゴン「破壊の神は…信者の命を食べれば食べるほど強くなっていく…。今までどれ程の人間共を生贄に捧げたか…強さに限界のないものほど恐ろしいものもなかろう…。お前達の絶望におののく姿が目に浮かぶようだ…クックック。我が破壊の神シドーよ!今ここに、生贄を捧ぐ!ぐふっ!」









※逃げ場を作らせぬように、アレン達の周りを炎が包んでいく。
神殿のあちこちが崩れ落ち、ソイツは天から降りて来た―。

「グギャアァァァア……!!!」
























「…人間ドモヨ」



「ヨクゾ我ガ覇気ヲ退ケタ…」





「グアァァァァァア……!?」
※さ、ひとまず茶番は置いといて、さすがは破壊神です。とんでもなく強い!笑
物理も確かに強いんですが(スクルトで何とかなるのが幸い)、激しい炎が痛すぎる…。
クッキーなんて一発で瀕死ですからね(笑)
「我ハ破壊ノ神!全テヲ破壊スル者ナリ!!」





※ライデインと化したクッキーのベギラマにプリンがいかずちの杖の魔力を、アレンが稲妻の剣の魔力を込める!!
その破壊力は伝説の雷撃呪文ギガデインをも上回った!!
シドーをやっつけた!
※何処からともなく、美しい声が聞こえる…。

「破壊の神シドーは滅びました。これで再び平和が訪れることでしょう。私はいつまでもあなた達を見守っています…。おお、全ての命を司る神よ!私の可愛い子孫たちに光あれ!」




※エンディングへ……!