※前回までのあらすじ※
先祖の故郷アレフガルドに帰って来たアレン達。
かつての隆盛も既に遠く、ラダトームの国は変わり果てていた。
アレン達は対岸に聳える竜王の城へ乗り込み、竜王のひ孫からロトの剣を返された。
そしてハーゴンを倒す為に必要な5つの紋章のひとつが、メルキドの南にあるという話だった。
「クッキー、この剣はお前にやる」
「え?いいの?」
「いつまでも鉄の槍じゃ戦えないだろ。それに、これが一番似合うのはお前だ」
「どういうこと?」
「いいから受け取れってことだ」
「うん、ありがとう」※クッキーの攻撃力は73から93まで跳ね上がりました!(すげえ…)
しかしアレンは鋼鉄の剣装備で攻撃力101……化け物だ。
「さて、竜王のひ孫が言ってたメルキド南の孤島に行ってみましょ」
「と言ってもな、メルキドってのは何処にあるんだ?」
「そうだよね、メルキドの南って言われてもねぇ」
「あんた達がボケーッとしてる間にラダトームで聞いたわ。取り敢えず南へ行けばいいわ」
「そんな大雑把でいいのか?」
「いいのよ。後はプレイヤーが何とかしてくれるわ」※ラダトームから舟で南へ。
後はプレイヤーの知識で孤島を目指します。

※無事、着きました。

「ここは大灯台というらしいわ」
「大灯台…こんな所に紋章があるんだろうか」※ここはまさに灯台という名の大迷宮。
迷路で遊んでる気分です。
「ふむ…なかなか厄介だな。竜王の城より敵が強いぞ」
「ボク、ロトの剣装備してなかったら詰んでたよ」
「私のバギもそろそろ寿命ね…」※魔導士の杖も対して役立たないしねっ!

「この骸骨の騎士、かなり強いな!」
「邪教の紋章…ハーゴンの手下だね。何処もかしこもハーゴン軍に占領されてる」
「もうこの先は殆どそうだろうな」※アンデッドマンは複数で出られるとホントに辛い!!
一撃で20ポイント弱のダメージがあるので、プリンは3、4回くらったら即昇天!
自分のプレイスタイルとして魔法より肉弾戦を選ぶ方なので常にごり押しの戦い…(汗)
※そして最上階に着きました。
「誰かいるな」
「こんな魔物だらけの塔に?」
「ドラゴンの角の時もいたし、意外と普通なのかもよ」
「大陸の真ん中、空に聳える台地こそがハーゴンのいるロンダルキアだ」※出ました。
Ⅱ最重要ワード、ロンダルキア…。
ロンダルキアをやると、歴代キャラのステータスとか関係なしにⅡの3人がシリーズ最強だと思ってしまいます(笑)
「ロンダルキア…ハーゴンはそこにいるのか…ッ」
「ムーンブルクから近かったわね…」
「オジサンは誰なの?こんな所で何をしてるの?もしかしてまたガイドさん?」
「私の名はセルテス。王直々の命により、ここでずっとハーゴンの神殿を見張っている」
「見張り…ねぇ」
「神殿かぁ…お城とかじゃないんだね」
「いかにも教祖様が住み着きそうな場所だな」
「ねえ、ここからロンダルキアが見えるの?」
「ああ、見える。…南の方角をよく見てみろ」

「じーーー……」
「遥か彼方に雲を突き抜ける白い山並が見えるだろう。地上にあるようで地上にない。下界とは隔絶された、いわば魔界と呼べる場所だ」
「み、見えるか?」
「さーっぱり」
「よほど目が良いんでしょうね」
「そうだ、セルテスさん。あんた、紋章ってやつを知らないか?」
「紋章?知らないな」
「やっぱりこの塔にはないのかしら」
「まあ、竜王の子孫の言うことだからな」
「ダメだよ信じなきゃ!竜王の子孫もハーゴンを倒したいっていう気持ちは、ボク達と同じだったよ」
「…わかったよ。まだ探してない場所もあるかも知れないもんな。降りよう」※紋章を求めて上って降りて、また上る。
アレンのレベルが上がる程に彷徨い続けた。

※これまたなかなかいい上昇具合。

「今度は年老いたジジイだ」
「よく住んでるわねぇ…
」
「いやいや!何も言わなくてもこのジジイには解っておりますとも旅の人!」

「???」※???
「ほっほっほ。ついてきなされ。紋章のある場所へ案内してさしあげましょう!」
「なぁんだ。いい人で良かったね」
「クッキー、あんたお人好しのイイコだからわからないかも知れないけど、これってばかなーり怪しいわよ」
「直ぐに人を信じる癖もどうにかしないとな。…取り敢えずついては行くが、何時でも剣と呪文が使えるようにしておけ」※何やら怪しい老人の後をついていく。
どれ程の階段を降りただろうか…。
「ん、行き止まりか」
「さあ、そこの宝箱を開けなされ」
「ふたり共、用心しておけよ(ボソ)」
「うん(ボソ)」
(ちぃ…!やはり罠かっ!)
「ケケケ!引っ掛かったな!ここがお前達の墓場となるのさ!」※いえいえ、引っ掛かってあげたんです。
そこんとこ勘違いしないでね!

※何処に隠れていたのか、三匹増えた。
しかし…イベントにグレムリン使うの好きだな…(汗)
今更グレムリンなんか敵じゃないぜ!

※クッキーも負けじと能力値超アップ!

※そしてついにあの呪文を…!!
「やったあ!やった!ボクにもベギラマを使えるようになったぞ!」
「凄いじゃないクッキー!ベギラマっていえば、ロトとアレフが愛用したっていう伝説の呪文よ!」※実際アレフは一度も使ってません…。
「……………」
「アレン…?」
「ん、ああ…いや、すまない。…よかったな」
「それより、結局紋章はないってことかしら?あの魔物達が私達を誘き寄せる為の口実だったわけだし」
「いや、きっとある。僕達は紋章の事を話してない。奴らが紋章の事を知ってるなら…」※なんとグレムリン達は紋章のひとつを隠し持っていた!

「これでひとつか…」
「あと4つも揃えるの大変だね。ドラゴンレーダーみたいな物があったら楽なのに」
「今度からは世界中をくまなく探すことになるでしょうね…」