※前回までのあらすじ※
銀のカギを手に入れたアレンとクッキーはローラの門を抜け、ムーンブルク大陸へと渡った。
そしてムーンブルク城を訪れるが、そこには…?
「ムーンブルク王の…」
「魂……?」
「魂になっても地上に居続けるなんて…何か未練でもあるのかな…?」
「あるとすればプリンのことだろうな」
「なッ!?…今、なんて……!?」
「プリンが…呪いに…?…アレン!奇跡だよ!」
「奇跡?」
「プリンは生きてたんだっ!やった!やったぞ!!」
「そんなバカな……」
「喜ぼうよ!呪いを解く方法さえ判ればプリンに会えるんだよ!」
「あ、ああ…」
「ラーの鏡…?ラーの鏡ってなんだ。クッキー、知ってるか?」
「ううん。でも、きっと重要な物に違いないよ」
「ああ、姫様…。私は姫様をお守り出来ませんでした…」
「まだ息があるぞ…。クッキー!」
「うんっ。ホイミ!…ダメだ、効かないッ…!」
「無駄だ…もうじき私の命は尽きる…。だが、これだけは…!姫様は呪いで姿を変えられ、何処かの町に飛ばされた…。しかし、もし真実の姿を写すというラーの鏡があれば…」
「そうか…ラーの鏡でプリンの呪いが解けるんだ」
「どうやらそのようだな。最期の力を振り絞って僕達に教えてくれたんだ。何としてでも見つけ出さないとな」
「ああっ……!」
「クソッ…ふざけやがって…」※なんとムーンブルクの王女は生きていた!
ふたりは希望を胸に、遥か東へ。

※ここがラーの鏡の眠る毒沼。
実際は例の如く「光る」箇所があったのですが、ちょうど撮ったときに光が消えたので映っていません。(光は点滅してます)
「これがラーの鏡か…神秘的な雰囲気だ」
「見つかったんならとっととムーンペタへ急ぐぞ」
「え?プリンはムーンペタにいるの?何処かの町に飛ばされたらしいし、ムーンペタ以外の可能性もあるんじゃ」
「確かにな。だが…あの人懐こい犬」
「あっ…そうか」
「プリンは犬にされたんだろ?ならまず、アイツで試してみないとな」
「よし…いくぞ」
「うん……(ゴク)」※アレンはラーの鏡を覗き込んだ。
なんと鏡は美しい少女の姿を写し出した!
「プリンだっ…!」※鏡が砕け散り、プリンにかけられた呪いが解ける!

「ああっ…」
「プリンッ!!」
「プリーン!」
「元の姿に戻れるなんて…もうずっとあのままかと思ったわ」
「うわーん!プリーン!良かった、本当に良かった!無事で…!」
「本当に奇跡が起こったな…」
「ちょ…くっつかないでよクッキー!…バギ」
「イタッ」
「プリン、よく無事でいてくれた。だが…ムーンブルクは―」
「何も言わないで、アレン。私は大丈夫だから。さっ!3人で力を合わせて、ハーゴンの野望を打ち砕きましょっ!」

『ああっ!!』※プリンが仲間に加わった!
※プリンのレベルはまたもや1でした。
女の子ゆえ重装備が出来ず、装備は聖なるナイフに皮の服とこころもとない。
レベル上げだ!!
「いやープリンがいるだけで心がウキウキするな~!ね、アレン」
「いや、別に」
「ウソウソ~アレンはホントわかりやすいなぁ~」
「い、いい加減にしろよ
」
「プリーン、アレンが怖いよ~」
「アレン!直ぐにクッキーを怒るのはやめなさい!」
「ちっ…」
「ボク、何だか全然レベル上げが苦じゃないや!プリンがいるからかなっ」
「ふふ。現金ね」※プリンとの再会を喜ぶアレンとクッキー。
勿論それは、可愛い女の子が仲間にいるという理由もあるかも知れません。
だからフィールド曲『果てしなき世界』はとってもルンルンなのです。

※取り敢えずここまで上げました。
「まずはムーンブルクから出ないことには始まらないわ」
「何処へ行くの?」
「物凄く遠いんだけど…海峡を越えてさらに進んだ所に港町があるの。そこへ行くしかないわ」
「遠いのか…やだなあ…」
「ルプガナか。確かに遠いな。だが、あの塔は今…」
「そうなの。海峡を越える為の吊り橋は魔物達によって落とされてしまったわ」
「へ、へえ…」
(全然ついてけない)
「でもね、実は吊り橋がなくても渡ることが出来るの!」
「どういうことだ?」
「ムーンペタの東に風の塔と呼ばれる古い塔があってね。そこに風のマントが眠ってるらしいのよ。まぁ、塔の中は魔物の巣窟になってるだろうけど」
「風の塔の風のマントか…解るようでサッパリだな」
「わかった!そのマントを羽織って空を飛んで渡ればいいんだ!……え」
「その通り!塔の頂上から飛び降りるとムササビのように滑空できるらしいの。どう?楽しそうでしょ?」
「そいつは面白そうだな。早く風の塔へ行こうぜ」
「うえぇ~何でそんな乗り気なんだよ二人共~…」
※やたらと細い道を通ってついに発見!風の塔!
※敵もムーンブルク城のものと殆ど変わりないので(唯一お化けねずみが新キャラ)、割とサクサク進みます。
で、

※風のマントゲット!!
またそのまんま置かれてるけど…(汗)
さ、こんな所とはさっさとおサラバしましょう。

※スカイハーイ!(飛び降りました)
※そうそう、塔と言えば、うちの読者に無類の塔好きな方がいるんですよ笑
自分は塔や洞窟のようなジメジメした場所はあまり好きじゃないので、全然その良さがわかりませんが!笑
※そして、これからルプガナに向かう訳なんですけども。
この旅がかなり大変なんです。ええ、ホントに。
ルプガナまで相当距離があるのにも関わらず、道中町や村が一切ないんです!
なのでノンストップで行かなきゃならないんですよね(汗)
大変だ…。