わが家の歴史

3夜連続で

なんとなーく観てたら

いやー面白かった！

展開の早さが飽きさせないんでしょうね。

誰か特定の家族の歴史かと思ったんですが

歴史的事件や人物をその家族の歴史とリンクさせて

「日本の家族の歴史」を描いたものだったんですね。

やっぱり三谷幸喜って人はスゴイ。

ちゃんと演技の出来る役者さんばかりで

中島みゆきの「時代」もぴったり合ってました。

昭和が良い時代だったということがよく解かるドラマであり

まさにドラマチックという言葉そのままの時代です。

裏を返せば

現在のこの平成の世が

迷走を続けているからこそ「面白い」と感じるわけで

ただこのドラマと観て「あー面白かった」

で終わりにしてもイイんですが

歴史の勉強にはならないけれど昭和に活気が溢れていた理由がわかった気がしました。

きっと豊かになり過ぎると人間の心にぽっかり穴が開いてしまうんですね。

残念ながらそれでも

物的な豊かさの進化を止められない

脅迫観念のようなものが植え付いてしまったような気がします。

本当の豊かさとは何かを考えさせられるドラマでした。