おはようございます😊
上越新幹線が開通して
もう40年になるのですね。
学生だった私は
新幹線代をケチって
その代わりに駅弁と缶コーヒーなどを買い
（昔から緑茶が割と苦手なのです）
在来線で何時間もかけて
新潟へ行ったりしていましたが
当時は新潟まで乗り換えなしで行けたため
それほど苦ではないどころか
移りゆく景色をのんびりと眺め
冬は特に
川端康成の『雪国』の
「国境の長いトンネルを抜けると
そこは雪国であった」
の雰囲気をリアルに味わっていたものです。
夏は夏で
青い空と輝く太陽の下
列車の屋根まであるような
背の高い大雑草群の中を
ひたすら走り抜けるという
まるで
『銀河鉄道の夜』の一節のような
不思議な景色もあったのです。
群馬と新潟では
当時はまだ
人々の服装の雰囲気や顔だちが
微妙に違っていて
乗り降りする人々を眺めるのも
好きでした。
新潟へ行くときは
今は愛車で行くことが多いため
上越新幹線は
専ら東京へ行く時に利用しています。
在来線と比べて
かかる時間は約半分なので
楽は楽ですが
景色は・・・ね。
桜が満開の時期や
ごく稀に雪が降った後などは
（桜とか雪が）綺麗だなと思います。
夜も
ライトアップ
→電飾
→電気
→学生時代のテストで直列・並列・電圧などが苦手だった
ということで
夜景などは思い入れのある場所以外
あまり感動しないのです。
しかし家族や友人と行動すると
たまたま行った先に
ライトアップされたものがあることも多く
「わあ、綺麗だねえ！」と言われれば
「ただの電球の集まりだよ」とは言えず
「本当にねえ！」と
心にもないことを言うわけです。
「嘘も方便」とはよく言ったものですね・・・
私は夜は
大地は暗く空が明るい
満天の星空や満月
あるいは
明るい月の下で
ほんのり青く反射する雪の景色が大好きです。
人工的なライトアップの数億倍
美しさを感じます。
冬の夜
旦那さんが運転する車の助手席で
越後平野から三国山脈へ向かう時に
吸い込まれるように見た
遠い山脈に大きく囲まれた
見渡す限りの水田に
まるで湖の上に積もったかのような
真っ平な分厚い雪と
そうではなく
水田という人々の営みであることを語る
点在する家々。
銀と青と黒だけで描かれたような世界。
今のところは
この景色はあまり変わっていないように
見えますが
今のような日本では
やがて米作が衰えて
この景色も数十年後には
どこにでもある耕作放棄地の
雑然とした景色に
変わっているのかもしれないと思うと
とても複雑です。
話を戻します。
新幹線の最終発車時刻を早めるのは
夜中に行う改修工事の時間を
少しでも長く確保するため
とのことですが
現在は上野から高崎へ行く新幹線の
最終発車時刻は23:25分となっているようです。
30分早くなったとしても
11時近くなので
お昼ごろ出勤する人でさえ
十分帰るべき時間なのでは
と思ってしまいました。
そんなに長時間働いている人が
たくさんいるのに
人々の生活が年々苦しくなっていく日本が
とても不思議です。
「朝まだ体が温まらないうちに
余計なことはしちゃいかん！」
って肝に銘じていたはずなのに。
朝チャイのために
お湯を沸かしている間
廊下に散らばった猫の砂を
掃いていたら
突然やってきましたギックリ腰。
それが一昨日の朝のことです。
休みの長い子供も
仕事に行くようになり
ようやく
ちゃんと掃除ができるように
なったのに。
幸い
過去の一番ひどかった時の
山猫🦁