参考図書📗:禊のチカラ
「禊」と言われると、なんだかすごく大変な(面倒な)準備が必要で、
すごく改まった感じでやるものだとの先入観があります。
でも、この本によると、やろうと思えば、毎日お風呂で簡単にできるそう。
日常に禊を取り入れることができたら・・・日常がすごく変わる気がします。
ひいては人生もすごく変わるかも。
そんな期待を込めて読みました。
ちなみに、この本を通して、初めて「禊導師」という職種を知りました。
禊とは?
生命の源、水の力を借りて、私たちの心や体についた穢れを払い、清らかな素の状態に戻す行為。
穢れ=仕事がうまく行かない、将来不安、周囲への嫉妬、ネガティブ思考、ケガ・病気など不幸が続く、霊障、家族の不仲、対人関係がうまくいかない、行動できない等
禊をして邪気を払うと、何事も俯瞰して、あらゆる角度から見ることができるようになる。
物事を立体的にクリアに捉えられると、自然と「感謝」ができるようになる。
自然と感謝をしてしまうのが、素の状態。(素直な状態)
人の上に立つような人、注目を浴びる立場にある人は是非、禊を。
他者からネガティブなエネルギーを受ける機会が多いので。(直接会わないユーチューバーなども、視聴者からの邪念を受ける)
自分のエネルギーが強く、自然とポジティブに変えてしまえる芸能人や政治家もいるが、普通の人はそうもいかない。
禊は、示すに契る、と書く。
禊は、神様、ご先祖様と約束する場。「この禊をきっかけに、自分は変わる」と約束する。
禊を、何度も繰り返すと、印象が変わってくる。
お風呂で1分お清め法
《1》場を整える
浴室をしっかり清掃し、換気する。
《2》罪穢れを払って頂きたいとの意思表明
「〇〇(自分の名前)と申します。いつも御加護くださる神々様、仏様方、我が御先祖様方に心より感謝申し上げます。これより禊を行います。我が身についた罪穢れを祓い、清めてください」
《3-a》シャワーを使う(36~38℃くらい)
塩をひとつまみ左肩にのせて、シャワーで流す。
同じく、右肩も流す。
もう一度、左肩にのせて、流す。
以上を、3セット繰り返す。(7セット、9セット行えれば尚良い)
頭頂部に塩をひとつまみのせてシャワーで流す。
《3-b》浴槽、手桶を使う方法(ぬるめのお湯)
浴槽に湯を張り、塩を溶かし、手桶で湯を汲んで左肩に流す。
手桶で湯を汲み、右肩を流す。
もう一度、左肩を流す。
以上を、3セット繰り返す。(7セット、9セット行えれば尚良い)
湯を汲み、頭からかぶる。
《4》御礼
「本日も禊をさせて頂きありがとうございました。いつも御加護を賜ります事に感謝申し上げます」
その後、普通に入浴しても良い。
※禊の最中、マントラを唱えるのもおススメ
「ナマスサッダルマフンダリキャソタラン」
「祓いたまえ、清めたまえ」を繰り返す。
禊祓詞や般若心経も〇。
禊後の清らかさを保つ方法
◆禊直後のスッキリ感を覚えておく。
目を瞑った時に、禊場の風景、川や木々の緑を思い出して深呼吸する。
◆もしネガティブな感情が起こっても否定しない。
今、私は怒っているんだな(悲しいんだな)、と感情を俯瞰して捉える。
◆仏様を信じれば、仏様も答えてくださる(感応の妙)のと同じで
「嫌だ」と思うと不思議と向こうもこちらをそのように捉え、よそよそしくなる。
何事に対しても、嫌悪感や苦手意識を持たず、ニュートラルでいる。
といっても、ニュートラルは感情を押し殺すことではない。
湧きあがる感情はその都度受け入れるが、それに左右されたり、長期間囚われたりしないこと。
一瞬の感情の波が通りすぎたらすぐに多面的に物事を捉え直す。
人間万事、塞翁が馬。
一番良くないのが「こうでなくてはならない!」というネガティブな思い込み。
どうせ思い込むなら
「○○しよう!」「幸せだ!」と言い切る。
◆感謝する。そのために「有難い」に気づく。
身近な家族にも、丁寧に「挨拶」と「感謝」を。
家族だからしてくれて当然という身勝手な期待は絶対ダメ。
どんなことでも、何かをしてもらって当然、ということはない。
◆「運命は変えられる」と思って行動する。
行動できないことで罪穢れを増大させている人は多い。
例えば、職場に不満があって、人に会うとその愚痴話ばかり。
職場を変えたり、お金を稼ぐ手段と割り切って別の楽しみを見つける、など他に活路を見出さない人など。
◆自宅近くの土地の氏神様にお参りする。
その土地に住まわせて頂き、無事に命を永らえていることに感謝する。
気持ちを切り替えるプチ禊
★流水で手を洗う
真言を唱えてもよい
★顔を洗う・スプレー化粧水を顔に吹きかける
★水を一口飲む・うがいをする
★塩を舐める・体に振りかける
★良い香りを嗅ぐ
★深呼吸
まずはしっかりとフーッと口から息を吐ききる。
嫌な気分も一緒に吐き出されているイメージで。