参考図書📙:より少ない家大全
断捨離をまた違った角度からとらえた本。
物を捨てることに抵抗がある私も、素直にすんなり読めた。
あとは実行あるのみ!!です。
「家」は地球上で最も大切な場所
なのに、自宅と良い関係を築けていない人は多い。
「家」は、安全な場所、自分が成長する場所、居心地の良い場所 でなければならない。
家をミニマル化すれば、「帰りたくなる」し、「出掛けることも楽しくなる」。
家に残して良いものとは
使用目的がはっきりしている物 と 人生目的と合致している物 だけ。
自分の家に不満があるのなら、それはおそらく「自分の所有物と人生の目標の間に、明確な関連性が認められないこと」が原因。
身のまわりに溢れた物は、あなたから集中力(時間)を奪っている。
片づける時、「これは本当に必要か?」「目標達成の助けになるか?それとも、障害になるか?」と自問自答する。
長年にわたって溜め込んだ物と嫌でも向き合うことになるが、その上で、どれを残しどれを手放すかを、一旦、全ての物について決断をする。
重複して持っている物(持ち過ぎている物)から減らしていく。
リビングルームのミニマル化
1. 散らかっている物は、本来あるべき場所に戻す。
2. 平らな表面(床、棚、テーブルなど)に物を置かない。(棚に飾るのは本当に大切な物だけ)
3. 電化製品のコードをすっきりさせる
4. 収納エリアを総ざらいする。
5. 大物の家具(ソファ、観葉植物、飾り棚など)を処分する。
リビングルームは、そこに暮らす人の文化を表す。「この場所にどんな文化を確立しているだろうか?」「家族に対して、どんなメッセージを発しているだろうか?」
寝室のミニマル化
1. 散らかっている物は、本来あるべき場所に戻す。
2. 床を片付ける
3. クローゼットの中を整理する
4. リネン類を削減する
スッキリした空間は、上質な睡眠につながる。
クローゼットのミニマル化
1. 衣類以外の物を入れない
2. 今持っている量の80%を処分するくらいでちょうどいい
3. クローゼットの半分は空きスペースにしておく(一度着た服を掛ける場所にする)
4. サイズアウトしたものは処分
5. 小物類を減らす(マフラー、手袋、スカーフなど。黒のアイテムだけを残すと良い)
服が減ると身支度に時間がかからなくなる。(ストレス↓)
衣類の保存状態が良くなる。シワだらけの服にアイロンをかける時間も無くなる。
※【ディドロ効果】に注意!
あるものを新しく買うと、それに合ったモノで持ち物を統一したいという心理から、また新しいものを買ってしまう現象のこと。
例えば、ペットを飼うと、みるみるうちにペットグッズが増えていく。
新しく服を買うと、それに合うアクセサリーやバッグ、靴が欲しくなる。
ほぼ条件反射のよう。この流れを止めるには、手持ちの物を減らし、所有する基準を限定しておく(スタイルや色を最小限にとどめる)
バスルーム&洗面所のミニマル化
1. 洗面所の戸棚を整理する
2. 美容製品を減らす(化粧品を持ち過ぎな事が多い)
3. 洗面台の上には何も置かない
バスルームと洗面所は、私たちを清潔に保つ場所。
使用頻度が高いので、散らかっていると、ストレスがたまるだけでなく、効率も悪い。
お風呂を癒しの場所にする。「日々のストレスを洗い流せる場所になっているか?」「必要なものがすぐ取り出せるか?」
キッチンのミニマル化
1. すべての物の置き場を決め、きちんとしまう
2. 重複して所有しているキッチンアイテムを手放す
3. カウンターの上に何も置かない