高校も専門学校も同じだった
友人C
Bの弟の事件を教えてくれたのが
彼だった
僕は
昔の事を思い出していた
Cには高校一年の時から
付き合っている彼女が居た
同じ部活の同級生だ
周りが羨む程の
仲の良さで
間違いなく
結婚するだろうと
周りの誰もが思っていた
ところがだ
専門学校での出来事
僕らのクラスは
30人中
男子は9人しか居なくて
他は全て女子という
まさしくハーレムのような
状態だった
当然モテた
高校時代が
嘘のように
バレンタインの日が
楽しみになるぐらいだった
Cはその日
ある女の子からチョコレートを
貰っていた
僕はその子が渡す様子を
見ていたのだが
明らかに様子がおかしかった
どう考えても
昔でいう義理チョコではなかった
まるで大好きな男子に
告白しているような
その様子に僕は違和感を覚えた
というのも
Cは勿論のこと
その女の子(以下D)にも彼氏が居たのだ
あ、もしかして
両想い?
複雑だった
Cの彼女は僕もよく知っていて
話したこともある
とてもいい子だった
その彼女の事を
裏切るつもりなのか?
そんな時
僕はDに呼び出された
D
あたしの彼氏な
Cにめっちゃ似てるねん
僕
えっ!? そうなん!?
D
うん
だからCが気になってて
僕
知ってるわ
丸わかりやん笑
D
それでな
お願いがあるんやけど
僕
なに?
D
今度Cとご飯行くから
アリバイ作りに
協力して欲しいねん
〇〇、Cと仲良しやろ?
高校も一緒やったし
僕
仲良いかはともかく
アリバイって?
どういうこと?
D
〇〇(僕)も
一緒に居たことにして欲しい!
こいつ、マジかー
1996年ベストソング第5位
Wait For You/TEN
衝撃的なデビューから僅か1年
またしても完璧なアルバムを
引っ提げて彼らが帰って来ました!
全編美旋律の洪水
メロディ派は必聴の作品です
この曲も
疾走感と美メロのバランスが素晴らしい!