僕はゆっくりと反撃の機会を窺っていた







その前にひとつ思い出した事がある



仕事が終わり

実家に帰った時の話だ


母が僕に言った

〇〇ちゃんこんな物

送ってきはったで


それは一通の手紙だった


しかも封筒には

切手が貼られていない


と言う事は

直接ポストに入れに来たのだろう

それだけでも相当ホラーだが


中身はそれ以上に

恐ろしい内容だった




正直言うとその中身は

思い出すのもしんどくなるほど

酷いものだった


僕に対する罵詈雑言

両親と兄の悪口が

便箋五枚に渡り書き綴られていた




当然親も兄も怒り心頭だったと思う

しかし何も言わなかった


僕は辛かった

ただ謝るしかなかった



今回の件での

母の心労は相当なものだったと思う


父や兄は

どっちかというと

何やこいつは!?と言った感じで

怒りの感情を表に出せるのだが


母は違った

昔の良い思い出ばかりが

脳裏に残っていて


今の現実を直視出来ないのだ






思えば

出産する前の元妻は

僕の両親ととても仲が良かった


毎週末実家に帰り

一緒にご飯を食べて

仲良く話していた





なぜこんなことに

なってしまったのだろう



 




人を憎むのは楽だ

でも人を許すことは

とても難しい



当然僕にも

色んな想いはある



でもここまで来たら

もう後には引けない






僕は録音データを持って

弁護士に相談する事にした



今までの経緯を説明して

どうすれば

元妻を追い出す事が出来るのか




マンションは共有財産ですか?



いえ、違います

僕の所有物です



なら大丈夫です

〇〇さんの財産なら

元奥さんに出て行って貰うこと

になると思います


話を聞く限り

〇〇さんは何も悪くありません


全面的に勝てると思います


方法としては

文書で退去勧告をするのが

一番最適な方法です


そしてそれを守らない場合は

裁判所に行くということになります





分かりました







僕は期限を決めた

退去勧告書を元妻に送り

その日まで待つ事にした



果たして元妻は

大人しく応じるのだろうか

























今日の一曲

Love Takes Time/MARIAH CAREY


ポップスで僕が一番好きな曲です

マライア・キャリーめちゃくちゃ歌上手い🎤


















  



鶏むね肉の親子丼

ほうれん草と人参ともやしのナムル

キムチ胡瓜






















春服 妻に似合いそう☺️