局の中盤までならご案内しても

途中でお客様をご案内する条件


メンバーが本走中にお客様がいらっしゃった場合、どんな状況ならご案内できるのでしょうか?


これは

1.局の進行状況

2.点数の状況

3.自分や他家の仕掛けの状況

によります。


1.局の進行状況

東場では常にご案内する場合があります。

東4局でも点数次第ではご案内してもいいんじゃないでしょうか。

南場ではまずご案内しません。

親番が2回あれば、多少点数が少なくても入る、ってお客様は結構多いです。


いいと思います。

終盤だと、ご案内してすぐ放銃してしまうかもしれないので、できれば避けたいですね。

ちなみに序盤、中盤、終盤の解釈を勘違いしている人も多いので後ほど 説明します。


2.点数の状況

下は20000点以上、上は37000点までが普通です。

点数がないところにはご案内できませんし、ありすぎてもご案内しづらいですね。

他の3人のお客様もあんまりいい気はしないんじゃないでしょうか。

メンバーから取り返そうと思ったら、他のお客様に代わってしまうんですからね。

しかし、お店がバタバタしている場合や、全入りなどでどうしてもフロアに人が欲しい状況では、点数があってもご案内する場合があるでしょう。


3.自分や他家の仕掛けの状況

他のお客様からリーチがかけられた場合は、一局お待ちいただくことになります。

もしご案内して、いきなりハネ満をあがられたりしたらお客様も気分が悪いじゃないですか?


自分リーチをかけていた場合も一局お待ちいただいたほうがよいでしょう。

あなたがあがる可能性が高かったとしても、他家からリーチがきたら守ることができませんからね。

ご案内して放銃なんてこともあるかもしれないですしね。(しかもリーチ棒付きで)


ポンチーが入っている場合は、ご案内してもいいと思います。

まあこれも程度によりますが、こんな仕掛けをしてる人がいたらさすがに無理ですよね?

裏裏裏裏裏裏裏 中横中中白白横白


なにはともあれ、とりあえずお客様に聞いてみるってことが一番大事です。

悪い条件でも、お客様が入るっていうのなら別にとめる必要はありません。


あるお店では、途中ご案内は一切しない、なんてことも聞いたことがあります。

それはそれでいいと思います。

お客様もできれば最初から打ちたいでしょうし。

でも、どうしても時間がない、もしくは少しでも早く打ちたいっていうお客様は結構多いですよ。

ですから、たとえ条件が悪くても、とりあえず入るかどうか聞いてみるのもいいんじゃないでしょうか?


どんな条件ならお客様をご案内するのか。

私はとにかくルールをつくることをおすすめします。

きっちり紙に書くのです。

打っているメンバーも、ご案内するかどうかによって、打ち方を変えますからね。

きっちりルールが決められていれば、打ちやすいです。

この状況ならご案内は無理だから好きに打とう、とかね。


ご案内するつもりであがりに向かわなかったり見逃したりしたのに、結局お客様が入らなかった、なんてことは結構あります。

また、点数がないときにはご案内できず、あるときにはご案内するのは、理不尽だって思う人も多いと思います。

もしそれが原因で負けたとしても、あなたはプロメンバーなんですから、決して愚痴を言ってはいけません。(「制約のせいで勝てない」というのと一緒で恥ずかしいですよ)


いかにご案内するように打つか、それはメンバーとしての力量が問われるところだと思います。

ご案内する回数をメンバーの評価にいれてもいいぐらいですかね。


メンバー2入りのときはご案内するための選択の幅が広がります。

お待ちのお客様が一人の場合、どちらかにご案内できればいいので、1入りの時よりも楽でしょう。

どちらかがあがれればそちらにご案内できますし、例えメンバーに放銃しても、あがったほうにご案内できます。

ある程度自由に打てますね。

もしお客様からリーチが入った場合、お客様に高い手をツモられる状況(どちらにもご案内できなくなる)が一番痛いので、一人がリーチを捌きに行き、一人がおりるなんて選択肢もありますね。

捌きに行って放銃しても、もう一人のほうにご案内すればいいですしね。


また、同卓者が責任者の場合、できれば責任者のほうにご案内させるように打つ。
(責任者はフロアにいたほうが安心ですから)

なんてことまで考えられるようになれば素晴らしいですね。

メンバーのオーラスのアガリ止め


これでトップ目とは27200点差。

しかし次局、ハネ満ツモでも満貫直撃でもトップは変わりません。

東家 16000      
南家 49000
西家 17000
北家 18000

でむかえたオーラス。


ここで東家のあなたは2900を南家からあがりました。

この時点で

東家 18900
南家 46100
西家 17000
北家 18000

となり、あなたは見事二着浮上。



しかも3着、4着とは900点、1900点の差です。

これがプロメンバーの打ち方じゃないでしょうか?

これぐらいの余裕は欲しいですね。


視野を広く持ちましょう。

視野とは空間の横の広さだけではなく、時間軸による縦の広さにもあると思います。

目先の利益よりも未来を見据えて考える。

これはメンバーだけでなく、あらゆる仕事に通ずる成功するための考え方だと思います。


でももし、待ち席にずーっと待っているお客様がいらっしゃったら、アガリ止めしてご案内したほうがいいケースもありますね。

この辺の臨機応変さも必要なのがプロメンバー。

常に柔軟な思考、高い意識でいてくださいね

テンパイ料でも変わりますし、誰に満貫をツモられても親っかぶりでラスになってしまいます。


このお店では何着でもあがり止め、テンパイ止めが出来ます。(テンパイ連荘)

さあ、あなたはどうしますか?

オーラス続行します?

あがり止めします?


ま、普通はオーラス続行せずにあがりやめするのが賢明な選択ですね。

相手は3人。

今の着順を保つのはかなり厳しい条件だと思います。


でもね。

あなたはプロメンバーです。


もうちょっとお客様に楽しみを与えてあげてもいいんじゃないですか?

いや、べつに2着アガリ止めが悪いことしてるわけじゃないですが、次局お客様もやる気が出るじゃないですか?

僅差の2着争いがすごい楽しいじゃないですか?

それにあなたも難しいとはいえ、トップが狙えないこともないじゃないですか?


ここで、あなたの不利を承知でオーラスを続行する。

あなた目線の目先の得よりも、お店の目線から、長い目で見たお客様の楽しみを優先する

先日、私の友人Kの言葉に愕然としたのです。

「バイトなのに売上のこととか考えても仕方なくない?」


Kは居酒屋でバイトをしているのですが、そこで働いているアルバイトは皆意識が高く、
仕事の後の酒の席で、お店を良くする方法や売上を上げる方法などを、夜な夜な意見交換しているらしいのです。

Kにとってはそれが不思議でしょうがないみたいなのです。

「社員なら売上のことを考えるのもわかる。でも、バイトはいつ辞めるかどうかわからないのに、なんでそんなに熱く語っているのだろう。」

と思っているそうです。


まあKの言いたいこともわかりますけどね。

でもKもいつかどこかの会社の社員として働くわけじゃないですか?

その時Kは高意識のできる社員として働くことが出来るのだろうか?

たとえアルバイトでも、このような低い意識でいたら、どんな仕事をさせてもうまくいかないと思いますけどね。


自分のお店の売上を気にしている雀荘メンバーが何人いるだろう?

あなたは先月のお店の売上がいくらかわかりますか?

それは先々月と比べてどうですか?

去年の同じ月と比べてどうですか?

今月は先月から売上を上げる改善をしましたか?

今年は去年から売上を上げる改善をしましたか?


少し意識を変えるだけでも、ものすごい効果がでるんですよ。

少しづつでいいですから、あなたに何が出来るか考えてみましょう。