こんにちは。

 

昨日、遂に開幕しました選抜甲子園。

 

今大会からの大きな変化として低反発バットの導入があります。

 

昨日のTV放送では、契機となったのは2019年の岡山学芸館-広島商の試合。

この試合で岡山学芸館の投手をピッチャーライナーが襲い、顔面骨折の重傷を負ってしまいました。

次の試合の作新戦には登板出来ましたが、ピッチャーを守る目的で、金属バットの打球を飛ばなくしようと言うのがきっかけ。

今大会から導入となった低反発バットですが、初日3試合見た限りでは打球が飛ばない飛ばない。

軟式野球かな?と見紛うばかりでした。

試合前までの記事では

・従来型のバットより5~6m飛距離が落ちる仕様

とか言っていたのに、試合後には

・10m落ちる仕様

と倍になっていました。

 

今日の試合ではホームランも出たので、真芯を捉えれば飛ばすことも可能なんだと分かりましたが、個人的な感想は、、

「極端すぎるよ高野連」

ですはい。

 

投手を守ると言う点では一定の効果があると思います。

経緯となったと挙げた試合以外でも、ピッチャーライナーが投手を直撃し、そのまま亡くなると言ったニュースもちらほら。

その点では良いと思うのですが、反発を抑え過ぎた関係で、ピンチでもないのに外野手がめっちゃ前進守備でした。

どの試合でもどんな場面でも。

 

こうなると逆にランニングホームランが増えるかもしれません。

もしくは軟式野球でしかほぼ見られない「叩き」が硬式野球でも見られるかも。

各チームとも戦い方そのものを変えないといけませんね。

※叩きとは軟式野球用語で、2アウト以外のランナー3塁の時にランナーは投球と同時にホームへ突入。

打者は文字通り叩きつけるバッティングで打球を弾ませ、自分のアウトと引き換えに得点を挙げるものです。

 

 

そうなると重要になってくるのは投手力と守備力です。

守備の面は例年安定している作新なのであまり心配していませんが、問題は投手力。

小川投手の次の投手問題はずーーーっと言われ続けてました。

 

そんな中、下野新聞にこんな記事が。

 

 

目下二番手に挙げられるのは石毛投手。

彼はもう実戦経験も豊富で、そこまでの心配は無さそうですがあくまでもリリーフタイプ。

先発投手に最低もう一枚欲しいと思っていたらですよ、

 

この記事の一部をざっくり言うと、

「 右腕小池柊聖(こいけとうま)はフォーム修正とスクワットで下半身も強化。球速を140キロ台に上げた。 」

 

ええええ?マジで?!

正直、先発2番手は新2年生の 斎藤奨真投手になると思っていました!

(この記事には斎藤君も成長著しいと書かれています。)

 

小池君は明治神宮大会で見た時も球速130キロ前後くらいで、正直この先は厳しいかも?と思っていました。

この記事通りだとすればこれはとんでもない事!

 

去年、確かに「小池投手はあと球速10キロ欲しい」とブログで書きました、

 

 

・・・が!

まさか本当にそれをここで実現してくるとは!!!

 

ここ数年の作新投手陣、エースに次ぐ2番手以降は明治神宮大会で見た小池投手の様な、130キロ前後くらいの投手しか居なくて、関東大会や甲子園で苦戦を強いられていた印象しか無かったもので、ここまでの急成長は本当に予想外でした!

小池投手、誠に申し訳ございませんでした!

 

この記事には石毛投手も最速135キロに到達とあり、今までは120キロ台だったのを考えると、もしかするとトレーニング方法が変わったのかも?もしくは誰か魔改造出来るコーチでも招聘したのでしょうか??

 

いずれにせよこれは甲子園でも期待大です!

 

早く22日にならないかなー?