優勝は佐野日大
こんにちは。先日まで行われていた春の県大会は、優勝:佐野日大準優勝:作新学院で幕を閉じました。先日のブログで4強までの勝ち上がりについて触れましたが、準決勝は両校ともコールド勝ち。決勝も1点差で決着と、今年の夏はこの2強を中心に展開しそうです。佐野日大はエース洲永投手を最後まで温存。決勝戦最終回1点差まで追い上げられても登板させなかったのは、手の内を見せたくなかったからかも?(秋は作新相手に投げています)2番手の鈴木投手の成長を促す面では非常に良い大会になったと思います。今大会はずっと打線が好調でした。低反発バットへの対応もかなり進んでいる上に、選手によっては木製バット(折れるが低反発金属より飛ぶとも言われている)を使いこなしていました。作新はここ最近ずっと低反発バットの対応に苦慮していた印象でしたが、宇都宮白楊戦の終盤あたりからようやく鋭い打球が飛ばせるようになった感があります。エース斎藤投手は極力温存し、田口投手を中心に2番手以降の投手に実戦経験を積ませた形になりました。今時点ではこの2校の力はほぼ互角ではないかと思います。そしてこの両校は17日から茨城県で開催の関東大会に出場します。栃木2位の作新学院の相手は今年春の選抜甲子園で優勝した神奈川1位の横浜高校!胸を借りるにはこれ以上ない相手です。どの様な試合になるのか今から気になります。栃木1位の佐野日大の相手は千葉2位の習志野高校。春選抜出場の千葉黎明に勝った市立船橋に勝ったチームです。こちらも名門。県大会で登板が無かった洲永投手が投げるのか、振れている打線がどれだけ通用するのか、こちらも気になります。春の選抜甲子園は4強のうち3校が関東代表でした。春の関東大会は、全国で今一番レベルが高い地区と言っても過言ではない上、更に東京代表も加わり、どこが勝つのか全く分からない様相だと思います。去年は白鷗大足利が優勝した春の関東大会、出場する両校の上位進出に期待します!