電網 辻説法 -5ページ目

電網 辻説法

開創1997年

ダビドフのクールウォーター ウーマン オードトワレという香りを随分長く愛用しています。
使い始めたのは学生時代にプレゼントとしてもらったから。
卒業して数年後、大学の後輩ちゃんに
「あぁ、この香りですよねぇ…」
これが私の香りで、イメージなんだそう。
そう言われたせいで、他の香りが使えない…
困った。

ラフマニノフの"パガニーニの主題による狂詩曲"
ちょっと間から、脳内にエンドレスでこれが流れる。
ピアノは多分、ウラジミール・アシュケナージ。
リヒテルじゃない。
毎度のことなんですが、この曲が脳内でエンドレスになって、そのうち止まったと思ったら、

次はパガニーニの"24のカプリース"の24番が脳内エンドレスになります。
バイオリンは多分、サルヴァトーレ・アッカルド。
完全にセットになってます。

止める方法、ないもんですかね

物理学者の寺田寅彦が残したとされる「災害は忘れた頃にやってくる」という格言。
ところが、ここのところの災害は、忘れる前に、或いはそもそも今までに体験したことがないものがばかり。
「もし~だったら…だろう」っていう反実仮想のシミュレーションで備えることはとっても難しい。

忘れないでもやってくる最近の災害、寺田寅彦さん今なら何と?

小学生の頃の夏休み、プールに行って、炎天下の中うちに帰ってきたら、祖父が私を気遣ってくれて、氷を入れたカルピスを出してくれた。
ありがたく一口…
その直後喉の奥に砂漠のような乾きが…
原液だよ。
祖父は、カルピスは割るものだと知らなかったようで、どうりで他のジュースより随分高いと思った…、と。
数年後、同じことを祖母にもやられた。

そういえば、甘いものが苦手になったのはこの頃からのような気がします。

随分前に、瀬戸内の干しえび(最高級品だそうで、有り難うございました)を沢山もらって、どうやって食べようか考えていた時、ふと思いついてやってみた。
とても美味しく、すっかり定番化。

お米(出来れば五分づき)3合、白だし・酒(お好みだけど各30mlくらい)に、干しえびをお好きなだけ入れて炊く(水加減控えめ)だけ。
炊きたてよりも、冷めた後の方が美味しいです。
干しえびは絶対に国産のもの。輸入物だと風味が明らかに違う。
特に暑い国のものは処理までにどうしても劣化してしまうのでしょう。

五分づきのお米をオススメするのは、完全に精白したお米だと、甘すぎてえびの味も風味もイマイチに感じるから。


それにしても、最近食材が何でもかんでも甘いものが多すぎるような気がする。
ブラタモリで、タモリさんが夏みかんを食べながら
「何でもかんでも甘くすりゃいいってもんじゃないんだよ…」
的なことを。
分かるなぁ。