本当は小説などをゆっくり読みたいんですが、このところそういう時間を取りづらく、漫画も嫌いじゃないんで…ネットのレビューなどを見て買ってみました。
タイトルがエロ漫画っぽい(?)けど、そんなことはありません。
中学生の恋愛を描いたラブコメで、その年頃の男子目線的なエロは少しあって、もしかすると女性が読んだらそういうのはマイナス評価かもしれません。
でも、どちらかというと思春期独特の関係性というのか、距離感というのか、そういうのがメインじゃないでしょうか。
主人公の富士山牧央(ふじやま・まきお)は女子なんですが、中学生にして身長181cm。
三里第三中学校女子バレー部のエース級選手で、新聞にも載るレベル。
幼なじみにして同級生にして男子バレー部所属の上場優一(かんば・ゆういち)は、身長160cm。
若干勢い余り気味で富士山に告白し、あっさりオッケーをもらって付き合うことになります。
かなりの身長差カップルなわけです。
私は背の高い女性って好きなので、上場くんが羨ましいです(笑
でもこの身長差をそのまま適用したら、ほぼ2mの女性を探さねばなりませんので、そこのところは漫画の2人に譲ることとしましょう。
ん?上から目線?
いい年こいたオサンが中学生の恋愛の漫画を読んでキュンキュンしていたとしたら、鳥肌モノです。
キュンキュンしてません。
キュンではなく、この作品に描かれている主人公たちの姿や感情のみずみずしさに、ふっと心が洗われたような気がしたんです。
それに、富士山さんが部活に一所懸命な描写には懐かしさも覚えましたし、2人とも勉強を頑張っているところなんかもごくごく普通の中学生っぽくて良かったです。
まぁ、私の場合、「部活7・勉強3」で中学時代のほとんどを過ごし、中学3年の2学期の中間考査終了直前にローゼンホーマと出会ったことで「RH10・部活7・勉強0.5」になったので、漫画のような恋愛とはまるで無縁でしたけどね♪
あ、足して10になっていないのは気にしないで!
ほら、青春時代の万能感って、10の枠になんて収められないでしょ!(笑