病気のこと267〜抗がん剤TC2回目2日目朝、肉体とスピリット | *RoseLotus*

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油彩画、水彩画、パステル画(天使画)などを描いています。エンジェルリーディングもしています!大腸がん、子宮体がん、卵巣がんの経験を通して感じたことも書きはじめました。

まだ副作用はほとんど出ていません。昨日のすごい眠さで随分眠りましたが、今のところいつもと変わらないです。


右目がちょっとこのところ痛くて嫌な感じですが、これは副作用ではなく、携帯の見過ぎと、編み物、絵を描くなど、少し酷使したかもしれないと思っています。眼科に行くのは、今はまだ嫌過ぎます。


今回2回目の投与で、前回とは違うのかまだわかりませんが、だいたい2日くらいは元気で過ごせて、そのあと1週間から10日くらいは、私の場合は腹痛がメインで、身体も少し痛くて、だるさがあり、あとは手足、特に指先がピリピリし出して、脱毛というところでした。


痛みで少し寝込みましたが、買い物やお料理など日常生活は送れていたので、人に頼むこともしないですみましたし、ウーバーを頼んだりすることもなく、食事も作っていましたので、今回はどうでしょう。


仕事をそろそろしたいので、後半に少し何かしたいなと思っています。


さっき、YouTubeのショートだったか、インスタのリールだったか忘れましたが、ビーチで白人のご年配の方が、めちゃくちゃお洒落していて、ピンクとイエローの水着にサングラス、白い貝のネックレスでとても素敵で、インタビューを受けておられました。


歳を重ねてどんな感じかというような質問で、お答えは「クレイジーよ!」と。そして、「驚くことに身体は79歳だけど、スピリットは26歳なのよ!」と言っていて。わかるなあと思いました。あと、いらないと思うものは、「あれば便利だけどお金」とおっしゃっていました。すごいな!


身体は本当は私ではないんですよね。


痛みも快も自分のもののように感じますが、私ではないから、意識は、この方の言葉を借りれば、スピリットは年齢とまったく関係ないわけで。


私も含めて病院に沢山いらっしゃる方達も、スピリットは案外子供の時や若い頃のままではないでしょうか。


昔、大島弓子の漫画で、登場人物たちが精神年齢のままで描かれていて、お年寄りたちもそうなると子供ばっかりなんですね。学校の先生も小学生低学年くらいの女の子だったり、逆に生徒の方に大人がいたり、みたいな感じで面白かったです。


病院の待合室や、点滴中のおじさまやおばさまも、可愛らしい子供やピチピチの若者でえがかれてしまうかもしれません。


私もたぶん小学生くらいかも。時に十代、時には二十代みたいな気がします。年齢ってなんでしょうね。


点滴中、向かいの椅子で本を読んでいた、凛として素敵なおばあさまは、大人にえがかれるかもしれません。


この地球で生きるというのは、肉体を待つということが大きな特徴なのだなと今回とても強く思いました。欲望も肉体に支配されているし、食べることもそうですし、老化にしても、自分の意思とは全く関係なく変化していきます。ついこの前生まれた赤ちゃんが、もう歩いている!と驚くことがよくあります。自分もついこの前女子大生だったと思うこともあるのです。肉体って、勝手に変化して行くんですよね。植物と同じです。


逆に肉体のないスピリットだけの世界は身体の痛みや欲望もない代わりに退屈かもしれませんね。


肉体があるからこその世界が、地球で生きることなのでしょう。


長くなりました。お読みくださってありがとうございます!