昨日、都内の病院に行ってきました!
駅から15分くらい歩くし、電車で1時間ちょっとで、なかなか遠かったです。でも、以前より歩けたので病院のサイトにある丁寧な画像付き地図で迷うこともなく、電車も偶然座れたので助かりました。
この病院は壁が焦茶色なので、少し暗めです。明るい色がいいなあとつくづく思いました。
また最初から検査や診察なので、すっかり忘れていたドキドキと不安で、力が全く入らない感じです。
先生は、がんセンターの主治医の先生と同じくらいの年齢かな。お若い感じで優しかったです。
でも、ちらっと「今まで卵巣について何か言われたことはないですか?」とおっしゃって、そこからその言葉にとらわれてしまっています。お腹の右側がずっと痛いし、もしかしたら卵巣にがんがあったら、と不安が強烈に襲ってきて、ネットで色々調べてしまいました。
がん検査もして、来週は造影MRIをします。あの音がいやだなあと憂鬱です。お友達とランチの予定だったのにキャンセルです。
そして、結果は再来週。
それまで、怖いなあ。まあがんがあるなら、またがんセンターで手術してもらって、治療するしかないし、今悩んでも何にもならないのですが…。
朝から何も食べていなかったので、娘と待ち合わせをして、つばめグリルで久しぶりにハンバーグをいただきました。鶏肉ばかり食べていて、牛肉や豚肉はほとんど食べていなかったので、ご飯が足りないくらいガツガツ食べてしまって。本当に美味しかったです。そのあと、コーヒーとケーキまで食べて、自分にご褒美というやつです。
そんなに食べたのに、たくさん歩いたせいか体重は減っていて、それすらも「がんかも〜」に結びつき、色々な方のブログまで手を出す始末。嫌なら見なきゃいいのに。
腸の時は、もう具合が悪すぎて、ほぼ緊急で運ばれた形だったので、悩む間もなかったのと、すっかりその時の恐怖を忘れているのです。今のことも、たぶん忘れて行くのでしょう。だからありがたいとも言えるのですが。
美味しいものを食べて、よく歩き、夜は横になって、絵を描く気力もなく、編み物だけ少しして寝ました。
タロットを手術してから、やっていなかったのですが、久しぶりにたくさん引きました。天使のタロットで、「心配はいらない!」と2回も出たので、あまり不安になっても仕方ないのでね。
本当は自分という実態もないし、死というものもないらしくて、ただ起きてきて過ぎていくのだというのがしっくりきます。
不安は出るのは当たり前で、これを無理に無くそうともしないです。ただ、できるだけ今にいて、今感じられることを感じたいなと思います。
街を歩いているとき、こうして好きなように歩くことがどれほど幸せか、また思い出しました。すぐに忘れてしまって、最近はすっかり当たり前になっていたのでした。
こんなこと起きない方がいいなと思いますが、こういうことが大きな体験で学びになるなあとも思います。
夜は叔母や弟とも電話で話しました。弟とも仲良く話ができるようになって、本当に嬉しいことです。お礼を言いたい人や話したい人、会いたい人には遠慮せず会いに行ったり電話をしようと思っています。
エックハルト・トールの言葉も沁みます。前は全然わからなかったけど。
絵の見本を描いているのに全然上手く描けなくて、少し昼寝をして、また少し描きます。部屋を変えようかな。
こんな日常が尊いです。