モザンビークの結婚式 | マリモリのブログ

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モザンビークでの生活を通して見える物を、自分の記録のために書き記したい。

8⁹

娘達の店、すみバー&キッチンの
スタッフの結婚式に出席した。
全スタッフ出席のため 店は臨時休業。

実はこのカップル、
すでに娘が4人いる。連れ子でも何でもなく
二人の子供。既に家庭を持っている。

準備のため3月から鶏肉のために
数十羽のひよこを飼い

招待状は半年前、5月に配られた。

私達が会場に着くと多くの客、
村人が集まっていた。

「花嫁の職場の人」とグループ毎に呼ばれ
テーブルにつく。


海岸での写真撮影を終えた新郎新婦?が到着
ここの人は何故か必ず写真撮影に海岸にいく。

花嫁花婿が到着し会場入場。


娘二人がフラワーガールで
ゆったり躍りながら登場。

マンゴーがたわわになる木の下に食事が並ぶ。

美味しい鶏の煮込みも。

しばらくしてフルーツ テーブルがでてきた

一段落した後に花嫁花婿ゲーム。
二人はそれぞれ相手の靴と自分躍りながらの靴を持ち
質問の答えを靴を上げて示す。
二人の答えが合うか食い違うか、、


次は花嫁の躍り。躍りながら花婿を誘う。


さて次は
結婚祝いの贈呈。
各グループ揃いのカプラナを腰巻きのように
ドレスの上にまとい団結を示す。
すみグループからは冷蔵庫が娘一家から
大きなガスレンジがスタッフ一同から。
目録を渡すのかと思いきや、、、

この後冷蔵庫とガスレンジの箱を担ぎ
躍りながら花嫁花婿の前に持っていく。



私も加わったのでその写真は
かろうじて1枚だけ。


その他

床ブラシ、バケツ、鍋 グループ

マットレス グループ。

プラスチックのガーデン テーブル
他には白いディナー皿3枚のグループ
中には一人でプレゼントの箱を持って
躍りながら贈呈する人も。

ところで式は金曜に婿の実家で
昨夜土曜は嫁の実家で
盛大かつ厳しい儀式があり
今日が最後で一番カジュアルな集まりとか。
婿は出席する両家家族の衣服、靴まで
揃えなければならないという。
この貧しい国で
信じられない費用が掛かっている。
今日も300人分の食事を用意したと思う。
二人でコツコツ
7、8年働いて貯めたのだろう。
失業率の高いこの国で、
二人とも職に就いている
ラッキーなカップルなのかも。