何回もみたジブリ作品は多いが
(とくにトトロ、ナウシカ、ハウル、千と千尋)
「紅の豚」は初めてだった。
めちゃめちゃ時代遅れじゃん。
これが一番好きって言っていた人の
気持ちもわかる気がした。
みてもいないのに
「時には昔の話を」はステージで
歌ったけれど
あの頃歌うより前に
見ておくべきだったな…もう遅いけど。
多くの人々がツイッターで
「ここがいいところ」とか
「これ名言」とかいいながら楽しんでいるので
自分は豚初心者だなあと思ったけれど
この年で初見できるということも
逆にラッキーなことなのかもしれない。
自分は何年ものあいだに
もういっぱい吐き出してしまって
空っぽになってて観るもの聴くものが
いちいち自分の中身にぎゅうんってひっかからなくなって
いる。
だからこそ素直に聴けたせりふの数々だったかと思うと
今観て良かったと思う。